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新生神戸でチャンス掴む18歳MF濱崎健斗、期待の連戦起用に「あとは結果につなげたい」

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MF濱崎健斗

[2.13 J1百年構想WEST第2節 神戸 2-0 長崎 ノエスタ]

 新指揮官の期待を感じさせる起用だった。ヴィッセル神戸ミヒャエル・スキッベ監督は2-0で迎えた後半29分、右ウイングのFW武藤嘉紀に代わって18歳のMF濱崎健斗を投入。10日のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)・FCソウル戦(○2-0)の後半45分間に続き、J1百年構想リーグでもピッチに立つ機会を与えた。

 2007年生まれの濱崎は昨季の高円宮杯プレミアリーグWESTを制した神戸U-18で10番を背負ったMF。高校2年生だった24年12月にトップチーム昇格が決まり、昨季は右反復性肩関節脱臼による長期離脱もありながらプレミアリーグで11得点を記録し、トップチームでもJ1リーグ戦3試合、ACLE4試合の出場機会を得ていた。

 正式には今季がルーキーイヤーとなるが、すでにプロの舞台は経験済み。気後れした様子は全くない。

 開幕節ではアウェー帯同しながらベンチ外に終わったが、この日は今季リーグ戦初のベンチ入りを勝ち取ると、後半29分から途中出場。右の大外にポジションを取る時間が長かったにもかかわらず、近距離でのパスワークには積極的に絡み、後半40分には左足でのシュートも披露。「ボールを多く触ることはできて、テンポも出したりできた」と一定の手応えを得た。

 もっともその一方、自らに求めるのはアタッカーとしての仕事。「あとは結果につなげたい」とゴール、アシストを追い求めていく姿勢は崩さない。また課題とされてきた守備面でも「必死にがむしゃらにやるだけ」とトライを続ける構えだ。

 昨季はトップチーム帯同のため神戸U-18での公式戦出場を回避することもあったが、その週はトップチームでも出番を得られず、複雑な立場に置かれたこともあった濱崎。しかし、苦境の中でも「練習では常にレベルの高いところでやっていかないと成長はないと思っていた。それでも試合には出られない時もあって、一日一日しっかり向き合ってやっていかないといけないと思っていた」と前向きに努力を重ねてきた自負がある。

 実際、トップチーム帯同による成長も実感してきた。「強度は日々トップの中で慣れてきたし、トップでやるにつれて自分の長所を出すところだったり、ボールを持ちすぎずシンプルにさばいたりという使い分けは上手くなったと思う」。そうして今季からはプロ一本での生活。「少ないチャンスでもどれだけ結果を残せるかだと思う。今年はもうプロで勝負するしかないのでそこの気持ちは変わった」と前向きに挑んでいくつもりだ。

 順調に行けば来年のU-20W杯で攻撃の中心を担うことが期待される存在でもあるが、当面の目標は「(神戸で)スタメンに定着すること。結果を残せば代表も見えてくると思うので、まずはそういうところから」と濱崎。まずは新指揮官からの期待の起用を受け、「ベンチに入れてくれて少し信頼をしてくれていると思うので、自分はそこで自信を持ちすぎず、謙虚にやっていきたい」と真摯に飛躍を誓う。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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