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“苦労人”同期の活躍に「嬉しい反面、悔しい思いも」中央大→いわきルーキーFW田中幹大がプロ初アシスト! 次は「FWなのでゴールを」

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FW田中幹大

[3.14 J2・J3百年構想リーグ第6節 甲府 0-1 いわき JITス]

 中央大出身のルーキーが育成に定評のあるいわきFCで着実に存在感を増している。FW田中幹大は14日、J2・J3百年構想リーグ第6節・甲府戦に2トップの一角で先発出場。前半にFW加藤大晟の決勝点をアシストし、開幕6試合目でプロ初アシストを記録した。

 0-0で迎えた前半33分だった。田中はDF中野陽斗からのパスを右サイドで収め、甲府MF小林岩魚を背負うと、足下にボールを通すクイックターンで単独突破を敢行。「大宮戦でも同じような形があってその時は取られてしまったけど、あのイメージで抜けられた」。前節のイメージと教訓を活かし、そのままペナルティエリア内に切り込んだ。

 最後はスピードに乗ったクロスをゴール前に届けた。「最初はマイナスに出そうと思ったけど、大晟くんが見えた。練習からキーパーと最終ラインの間はずっとやってきたのでうまくいいボールがいって良かった」。第4節・藤枝戦(●1-2)に続く2度目の先発出場で、ついに結果を出した。

 開幕節から途中出場でJリーグデビューを果たし、ここまで2試合の先発出場を含む全6試合に出場。試合を重ねるごとに相手に脅威を与えるような場面が増えており、田中自身も「少しずつプレー時間は伸びてきて、やりたいこともできるようになってきた」と手応えを重ねている。

 その一方で「アシストという結果が出たのは良かったけど、FWなのでゴールを常に狙いながらやっていきたい」という思いも口にした。

 この日は前半25分の決定的なヘディングシュートが枠を外れると、同2分にもセットプレーからのヘッドが不発。「チャンスが来ている中であとは決めるだけ。前節はシュートを打てなかった中でああやってチャンスまで来られているのは一つ成長。あと精度は練習をやり続けるしかないので、練習で突き詰めていきたい」。次は初ゴールを狙っていく構えだ。

 中央大同期ではベガルタ仙台のFW杉山耀建が一足先にゴールを記録しており、ライバル意識もある。「彼は大学時代も一番下のカテゴリから上がってきた苦労人で、ああやって結果が出ているのは嬉しい反面、悔しい思いも持っている」。百年構想リーグでは異なるグループの対戦はないが、「夏からのリーグで対戦できたら」と26-27シーズンでの競演を心待ちにし、この半年間でさらなる成長を追い求める。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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