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SB不足で千葉が急遽3-4-2-1採用…1トップで先発のエリソン「1つの武器になれれば」

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千葉は開幕節で広島と対戦する

[8.1 ちばぎんカップ 千葉 0-0(PK4-5) 柏 フクアリ]

 4バックをベースにしていたジェフユナイテッド千葉は、柏レイソルとのちばぎんカップで3-4-2-1の新布陣を採用した。小林慶行監督は、柏と同じ3-4-2-1でミラーゲームにする想定は元々あったものの、“右SB不在”という予期せぬ事態に見舞われた急造布陣であることも認める。

「怪我人であるとか、コンディション不良みたいなところで、もしくは移籍というところでSBの選手が全くいなくなったというようなところがあったので、先週のトレーニングマッチ後にはしっかりとトレーニングやれるSBの選手が(いない)、っていう中で1週間の準備というところが背景にあった中で、選手は本当によくやってくれたなと感じています」(小林監督)

 右SBのレギュラーを務めていたMF高橋壱晟が、7月28日に神戸へ電撃移籍。これを受けて、千葉は31日にDF飯田貴敬を水戸から獲得したことを発表したが、2026-27シーズンの開幕まで2週間を切ったタイミングで指揮官は急きょシステムの再編を迫られた。

 3-4-2-1の両WBには、FW田中和樹、MF津久井匠海というアタッカーを起用したが、後ろに比重を置く時間が長くなってしまった。とくに後半は押し込まれてしまったが、チャンスを許す回数は多くなかった。シャドーの一角で先発したFW松村拓実は、「想定してたよりも(ボールを)持たれすぎたかなっていうのはありました。0-0で守り切れたっていうのは大きな収穫かなと思います」と評価した。

 ちばぎんカップでは、川崎Fから完全移籍で加入したFWエリソンが1トップとして先発。決定的な2本のシュートを放つなど、最前線で相手の脅威となっていた。

「3バックという新たな試みを持って試合に挑んだわけですけれども、監督からこと細かく指示を受けていた中で、1週間で準備したわりにはすごくいい表現がピッチ上できたのかなと思ってます。もちろん全てが完璧に行くわけではないと思うので、しっかりと修繕するとこはしっかり修正して、自分たちの1つの武器になれればなと思ってます」(エリソン)

 J1通算54試合19得点、百年構想リーグでは15試合7得点を誇るブラジル人ストライカーの加入に、小林監督は「一番前にストロングポイントとして加わった選手をどうやって生かしていくかの仕組みをうまくつくっていくというところが、システムはなんであれ必要になる」と今後の課題に言及した。

 千葉は8日、敵地で広島との2026-27シーズン開幕戦を迎える。

(取材・文 奥山典幸)

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奥山典幸
Text by 奥山典幸

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