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[U-15関東1部]中体連から浦和Jrユースに転籍決めた大型FW小松大馳「浦和の看板を背負って頑張っていきたい」

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FW小松大馳(新3年)

[3.30 U-15関東1部第4節 大宮U15 1-2 浦和Jrユース 細田第二]

 中学最終シーズンを前にJクラブアカデミーへの転籍を決断した。川口西中サッカー部から浦和レッズジュニアユースに加入した大型FW小松大馳(新3年)が新天地でさっそく先発の座を掴んでいる。

 小松は中学1年時の埼玉県ユースU-13サッカー選手権大会で浦和Jrユースと対戦。1-5と大差で敗れたものの同世代のトップレベルを肌で感じると、着実に力をつけていって埼玉県トレセンや関東トレセンといった選抜活動も経験してきた。そうした中で浦和Jrユースへ加入する道が開き、「嬉しいの一言でした。もう行くしかないなと思って」転籍を決めた。

 本格的に浦和Jrユースでの活動を始めたのは今年1月ごろからだというが、それまでにも練習会などで現在のチームメイトと顔を合わせる機会があったという。「ある程度喋ったりしていてみんな優しかったので良い感じに馴染めることができました」。小松からも明るいキャラクターを感じられ、すでにチームの輪に溶け込んでいる姿が印象的だった。

 そしてピッチ上でも存在感を発揮している。まだ成長中だという身長は182.7cmで、長身を生かして「ヘディングやボールをしっかり相手陣地に持っていくこと」を意識。ここまで4試合中3試合で先発出場すると空中戦や最終ラインの背後に飛んだ浮き球を巡って相手と競り合うなどタフに戦い、開幕節ではいきなり1ゴールで点取り屋の矜持を示した。

 小松は「チームが3冠を目指してやっているので、その中で自分が得点王になれるように」と新エースに名乗り。将来の目標を「浦和レッズで活躍できる選手」とするストライカーは「最初は入れると思っていなかったんですけど今は入らせてもらっているので、しっかり浦和の看板を背負って頑張っていきたい」と決意を新たにした。

(取材・文 加藤直岐)

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加藤直岐
Text by 加藤直岐

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