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PK戦1ストップで4強導く!! 東京V JrユースGK牧岡奏佑「僕は本番に強いタイプ」試合前ミス修正でチャンス演出も

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GK牧岡奏佑(3年)

[6.21 関東CY準々決勝 東京V Jrユース 1-1(PK5-4) 鹿島Jrユース 前橋フットボールセンターC]

 東京ヴェルディジュニアユースのGK牧岡奏佑(3年)が、1-1で突入したPK戦で殊勲の1ストップ。最後は相手のキックを枠外に追いやって関東4強入りを導いた。

 後半は鹿島アントラーズジュニアユースに押し込まれる時間帯もあった中、牧岡は各選手が奮闘したことで失点を回避したことを示す。そうして進んだPK戦は「フィールドもGKも練習しているので自信はあった」。「多少の不安とかはあったりしたんですけど、やってきたことをやるだけと自分は思っていたし、相手よりも自信があるなと自負していたので自信を持ってプレーするだけでした」と決戦に臨んだ。

 両チームとも2人目まで成功し、先攻の東京V Jrユースは3人目も成功。迎えた鹿島Jrユースの3人目、牧岡は自身から見て右に飛んできたボールを両手で弾き返した。

見事にセーブ

「蹴られた瞬間にこっちにきたので『これはきたな!』と思いましたね。あとは外に弾くだけだったので。すぐ起き上がってガッツポーズをしたんですけど、すごい嬉しかったですね」

ガッツポーズ

 チームはその後5人目のキックが止められたが、相手の6人目は枠の上に外れて勝負あり。2022年以来となる関東クラブユースサッカー選⼿権(U-15)⼤会準決勝進出を果たした。

 牧岡はPK戦の活躍だけでなく、配球でも見せ場を作った。前半に中盤へ低弾道キックを通す場面を見せると、後半28分にはパントキックで相手最終ラインの背後にボールを落としてチャンスメイク。走り込んだFW沼田晃人(3年)がスピードに乗ってボールを収め、ポストに直撃するシュートを放つ惜しいシーンを作った。

 もっともウォーミングアップではピッチ外の本部テントに直撃するなど、やや精細を欠いていた。牧岡は「ミスったっすよね」と苦笑いを浮かべながら、「僕は本番に強いタイプだと思っていて、試合になると良いパントキックを蹴られたり、良いロングフィードを蹴られるようになったりする」とコメント。「FWの動き出しとの関係性も段々と良くなってきていると思う」と話し、「得点に一番近いところ」とするスペースを突くキックを意識しながら精度を高めていく考えだ。

 牧岡はGKとしては身長がある方ではないと認識しており、GK沖悠哉(清水)や東京Vユース出身のGK児玉潤(札幌)に刺激を受けながら「身長がないからこそできる細かいことを自分の中で探して」研鑽を重ねている。高いアジリティを活かしたゴールキーピング力や配球力を強みとし、8月の全国大会でも特長を発揮していく構え。「小さくてもできる、GKで大丈夫だぞっていうのを大人になったときに子供たちに示せたり」するのを目標とし、安定感をキーポイントに挙げて頼れる守護神になる。

(取材・文 加藤直岐)
加藤直岐
Text by 加藤直岐

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