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川崎F U-15生田DF對馬羽琉がキーマン封じて2試合連続完封!! 次戦は2人で2戦7発の注目FWコンビと激突

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DF對馬羽琉(3年)

[12.14 高円宮杯2回戦 川崎F U-15生田 2-0 新潟U-15 J-G堺S5]

 川崎フロンターレU-15生田のDF對馬羽琉(3年)が相手のキーマンを封じ、2試合連続の完封勝利で8強入りに貢献した。次戦は2人で2戦7発のガンバ大阪ジュニアユースアタッカーコンビとのマッチアップ。「自分が守ってチームを勝たせたい」と気を引き締めた。

 對馬は相手の10番MF陸海斗(3年)がサイドに流れて果敢に仕掛けてくる中、ほとんどの1対1で勝利。チーム全体の被シュートもゼロに抑える安定した守備でアルビレックス新潟U-15に主導権を与えず、2-0の快勝を導いた。

「自分の強みである対人は絶対勝ちたいと思っていて負ける気はしなかった。勝ててよかった」と對馬。2ゴールを奪った攻撃陣にも感謝しながら、「決めてくれたので守らないといけない」との責任感を強く持って最終ラインを支えた。

 1回戦も1-0で勝利しており、ここまで完封勝利が続いている。そうした中で迎える準々決勝はFW加賀野統(3年)とFW坂井雄真(3年)の2トップを筆頭に大会屈指の攻撃力を誇るG大阪Jrユースとの対戦。對馬は「強いと聞いている」と警戒しながら「無失点を続けたい。攻撃陣が決めてくれているので守備はもっとやっていかないといけないと思う」と意気込んだ。

 夏の全国大会はPK戦で16強敗退。川崎F U-15生田は大会後、PK戦までもつれ込まないように「決めきる」部分にフォーカスして取り組んできたという。また、主将の對馬は強度の高い練習を行えるようにチームメイトに意識させてリーグ優勝を達成。関東王者として高円宮杯出場権を獲得した。

 高円宮杯は夏のリベンジに燃えるとともに、中学年代最後の大会として悔いが残らない戦いをすることも目標。對馬は川崎F U-15生田で過ごした3年間でビルドアップや足元の技術が向上したことを示しながら、「最後ということで優勝したい」と頂点を見据えた。

(取材・文 加藤直岐)

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加藤直岐
Text by 加藤直岐

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