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強力相手FWに苦戦、左足でチャンス演出…実りある2試合を戦ったDF金子諒哉(岡山U-15)「自分の課題と長所がよく分かった」

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DF金子諒哉(岡山U-15)

[7.26 アカデミーマッチ第2戦 U-15 J選抜 1-1(PK3-1) リバプールU15 味フィ西]

「自分の課題と長所がよく分かった」。DF金子諒哉(岡山U-15/3年)にとって、守備面の改善点と攻撃面の手応えの両方がはっきりと出るリバプールU15との2連戦になった。

 金子はファジアーノ岡山U-15で昨年までサイドバックを担当する機会が多かったというが、前線で生きると判断されたことで現在はサイドハーフやFW、シャドーでのプレーが中心だという。ただ今回の活動はDFとして登録され、後半から出場した初戦と2戦目の前半は左サイドバックで出場。2戦目の後半は左サイドハーフを務めた。

 サイドバックとして守備的な役割も重要になるなか、対峙した相手右ウイングのFWジェイソン・ウィリアムは超強力。圧倒的な推進力でリバプールU15の攻撃を牽引しており、日常ではなかなか経験できないようなアタッカーとのマッチアップを繰り返した。

 そうした相手に対して2戦目は特に苦戦。ウィリアムに突破を許すシーンが続き、2試合連続でウィリアムに対するファウルでイエローカードを提示されたほか、前半19分にはトラップ際に飛び込んだところで入れ替わられて失点に繋がってしまった。

「自分の課題は守備の1対1の対応。責任感を持ったプレーが全然できていないので、あの場面ではもう一個後ろに下がって対応して、もう一個相手と駆け引きしていくことが大事だった」

 そのように守備面での反省を述べた一方、攻撃面では好感触があった。レフティーの金子は敵陣左サイドの狭いところでボールを受けても簡単には失わず、味方に繋げるプレーを連発。武器とする左足のキックでは、前半終了間際にピンポイントのクロスを送ってチャンスを演出し、後半にはワンツーの出し手で決定機に繋げるパスも出した。

「攻撃の部分では自分の武器であるキックだったり、ドリブルだったりをやれた。フィジカルが高い相手に自分の武器が通用したというのが一番の成果」と金子。利き足ではない右足の精度を高めることにも意欲を見せながら、脅威を増すために「誰にも負けない武器を一つ、二つ作って今後頑張っていきたい」と意気込んだ。

 憧れとする岡山の選手にはDF鈴木喜丈の名前を挙げる。「人間性だったり同じ左利きとしてキックの部分だったりで参考になるし、責任感は自分にはないのでそういったところを真似していきたい」。責任感を高めるためにはミスを減らして安定したプレーをすることをポイントとし、「一番にチームを引っ張っていく」存在を目指す構えだ。

 収穫と伸びしろが明確に出た2試合。金子はワールドカップ優勝を導く選手になることを目標に掲げ、「自分の課題がはっきりと分かったのでそこを直して、絶対に代表に入れるようにここから練習して頑張っていきたい」と決意を新たにした。

(取材・文 加藤直岐)

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加藤直岐
Text by 加藤直岐

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