beacon

総理大臣杯が3日に開幕「すべての地域にチャンスがある」1回戦から流経大対新潟医福大の好カード

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

 夏の大学日本一を決める第49回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントが3日に開幕する。岩手県と宮城県の会場で行われ、13日の決勝はキューアンドエースタジアムみやぎで開催する。

 コロナ禍前は近畿圏での開催となっていた同大会だが、2022年の第46回大会から東北地方に会場を移して行ってきた。昨今話題となる暑熱対策も考えての移行となったが、1日に行われたオンライン会見で、全日本大学連盟の中野雄二理事長は「結果的には暑さを巡るいろいろな報道をみていると、東北に移してよかったんじゃないかと思います」と一定の評価を語った。

 そして東北地方に開催が完全移行となった2023年度は、地元の富士大が初優勝。昨年度も阪南大が11大会ぶりの優勝を飾るなど、一極集中が叫ばれる関東地区の大学以外のチームが躍進を遂げる結果になっている。また昨年度大会で準優勝だった新潟医療福祉大は、冬の大学選手権(インカレ)でも準優勝しており、同連盟の櫻井友専務理事も「すべての地域にチャンスがあると思います」と話した。

 抽選の結果、初戦から強豪同士がぶつかることになった。最注目は関東地区予選のアミノバイタルカップ関東を制した流通経済大と新潟医療福祉大の対戦だろう。キーマンとなる流経大MF松永颯汰(4年=静岡学園高)と医福大のDF細井響(4年=習志野高/横浜FC内定)は、先日までイタリア遠征を行った全日本大学選抜のチームメイト。細井が「敵チームにいるとなると厄介ですが、絶対にやらせないという強い気持ちを持って戦っていきたい」と話せば、松永は「敵か味方は関係ない。長所をつぶしてどれだけ勝ちに繋げられるかだと思っています」と闘志を燃やした。

 大会は3日に1回戦を行ったあと、5日に2回戦、7日に準々決勝を実施。準決勝は中2日の10日に行い、決勝も中2日の13日となる。

 一回戦のカードは以下の通り。

(9月3日)
[セイホクパーク石巻フットボール場]
大阪経済大 11:00 鹿屋体育大
駒澤大 14:00 新潟経営大

[七ヶ浜サッカースタジアム]
日本大 11:00 富士大
日本体育大 14:00 阪南大

[遠野運動公園 陸上競技場]
IPU・環太平洋大 11:00 中央大
立命館大 14:00 東洋大

[遠野運動公園 多目的運動場]
日本文理大 11:00 札幌大
中京大 14:00 高松大

[WACK女川スタジアム]
九州産業大 11:00 静岡産業大
慶應義塾大 14:00 京都産業大

[セイホクパーク石巻フットボールフィールド第1]
関西学院大 11:00 産業能率大
福岡大 14:00 八戸学院大

[いわぎんスタジアムA]
新潟医療福祉大 14:00 流通経済大
北海道教育大岩見沢校 14:00 関西大

[いわぎんスタジアムB]
桐蔭横浜大 11:00 福山大
常葉大 14:00 筑波大

●第49回総理大臣杯全日本大学トーナメント特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

「ゲキサカ」ショート動画

TOP