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[MOM1101]東洋大MF鍋島暖歩(4年)_「運も味方してくれた」狙いではなくとも殊勲の日本一決定弾!

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MF鍋島暖歩が優勝を決める決勝弾を決めた

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.13 総理大臣杯決勝 東洋大1-0関西学院大 キューアンドエースタジアムみやぎ]

 東洋大(関東2)の決勝点が生まれたのは後半38分、MF鍋島暖歩(4年=長崎U-18)がエリア内に浮き球を入れると、MF湯之前匡央(4年=柏U-18/富山内定)が走り込む。しかしわずかに合わずにボールが抜けると、これがGK宮本流維(4年=名古屋U-18)の逆を突く形になって、ゴール右隅に吸い込まれていった。

 やはりと言うべきか、狙ってはいなかったという。「GKとDFラインの間に匡央が走ったので、合わせてくれというボールを上げたのでシュートじゃなかった」。頭をかいた鍋島だが、日本一を決める決勝点となったことで、「運も味方してくれたと思うし、こういうところで結果を出せて素直に嬉しい」とはにかんだ。

「今季の入って天皇杯というなかなかできない経験ができて、そこで自分たちはプレーに余裕ができた。それにきょうは自分たちが主導権を握れるのはスカウティングで分かっていた。まだまだ決定力は課題があると思うけど、プロとやった経験が出せたかなと思います」

 個人的にも楽しみにしていた一戦だった。鍋島は高校までをV・ファーレン長崎のアカデミーで過ごしたが、大学に入ってから公式戦で長崎U-18出身の選手と公式戦で対戦したことがなかったという。そんな中で決勝で対戦した関西学院大には、DF古田東也(3年=長崎U-18)がいた。

 対戦が決まってからはインスタグラムのダイレクトメッセージ機能を使って言葉を交わしていたという2人。軍配は先輩に上がったが、「試合前から楽しみで、やっとできるなと思った。実際東也もいいプレーをしていたし、自分もいいプレーができた。お互いに良さを出せたと思います」。勝負以上の満足感を得た様子だ。

 いい流れのまま後期のリーグ戦に持ち込みたい。前年度の大学選手権(インカレ)との連続日本一、天皇杯の躍進と結果を残す東洋大だが、関東大学リーグの前期では6位と思うように勝ち星を伸ばすことができなかった。年末のインカレの出場権は総理大臣杯の優勝で獲得したことになったが、降格ラインと勝ち点3差ということもあり、まずは来週から始まるリーグに集中したい。

 鍋島も「リーグはなかなか勝てずにいい結果が出せなかったのでここから巻き返したい。これで燃え尽きず、さらにレベルアップを目指してチーム全員でやっていきたい」と気を引き締める。そして自身の進路についても「Jの練習参加の話は聞いている。そこで内定を勝ち取れれば。それに今大会の自分のプレーにも納得しているので、そこを評価してもらえればなと思います」と力を込めた。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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