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交代は10秒以内、スローインとゴールキックに制限時間を設定へ…VAR介入対象も追加予定の新競技規則は今月決定

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新競技規則が決定へ

 国際サッカー評議会(IFAB)は3日、今月28日に開催する年次総会の議題を公開した。年次総会で2026-27新競技規則が決定する。改正が予定されているのは主に「試合テンポの乱れや時間稼ぎに対応する措置」と「VAR介入対象の追加」の2点となっている。

「試合テンポの乱れや時間稼ぎに対応する措置」では、昨夏改正されたGKが手でボールを保持できる時間を厳格化した「8秒ルール」に続き、スローインとゴールキックでも制限時間を設定する予定。『BBC』などによると具体的な時間は明らかになっていないが、違反した場合は相手チームのボールで再開される見込みで、ゴールキックの制限時間を超過した場合は相手のコーナーキックになる可能性もあるとしている。

 交代にも制限時間を設定する案が出ている。『BBC』によればメジャー・リーグ・サッカー(MLS/アメリカ)で既に導入されているルールにならい、第4審判員の交代ボードが掲げられてから10秒以内に選手がピッチから出なかった場合に控え選手の出場を一時的に認めないルールが採用される予定だ。MLSでは時間を超過した場合、途中出場する予定の選手は最低60秒間ピッチ外で待機することを強いられる一方で交代で退く選手は復帰できず、チームは一時的に数的不利になる。なお負傷交代などの例外も設定されている。

 加えて、ピッチで治療を受けた選手が復帰できるまでのインターバルも検討されている。プレミアリーグでは30秒、MLSでは2分間ピッチに戻れない大会独自ルールが採用されているなか、競技規則として全世界の共通ルールとする案が浮上。具体的な制限時間は年次総会で決定するようだ。

「VAR介入対象の追加」としては、2枚目の警告による退場の判定で事実誤認があった場合、カードを取り消すことができるように改正が行われる見込みだ。具体的な基準などは年次総会後に発表されるものとみられるが、ノーカードの判定に対して2枚目の警告で退場とするために介入する「イエローカードの追加」は引き続き対象外になる予定だ。

 また、コーナーキックかゴールキックかをめぐる判定についても、各大会の判断で新たにVAR介入対象とすることができる見込み。VARチェックでさらなる試合の停止が懸念されるため、チップ内蔵ボールなどの最新テクノロジーや多くのカメラが用意されるワールドカップといった大きな大会での採用が中心となりそうだ。

 なお毎年話題となる「競技者の体の全部が相手競技者よりも前方にある場合にのみオフサイド」とする新オフサイド案は、今回も新競技規則の改正内容には盛り込まれない見込みだ。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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