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「メンタルがしっかりしている」流経大柏が焦れずにまず1勝。ダブル主将の一人、DF増田大空はインハイ優勝とU-17W杯メンバー入りを目指す

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流通経済大柏高のダブルキャプテンの一人、U-17日本代表・左SB増田大空(3年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身)が左足で先制アシスト(写真協力=『高校サッカー年鑑』)。

[7.27 インターハイ2回戦 流通経済大柏高 2-0 四日市中央工高 JヴィレッジP3]

「優勝を目指している中で、でも目の前の一戦を大事にしようっていうのは、元から全員で話していたことなので、自分たちの初戦っていうことで、自分たちのサッカーが思うようにできないっていうのは最初から分かっていたこと。それでも、上手く2点取れて、まずは勝利できたことに安心しています」

 流通経済大柏高(千葉)が四日市中央工高(三重)との初戦を後半の2ゴールによって2-0で勝利。ダブルキャプテンの一人、U-17日本代表・左SB増田大空(3年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身)は難しい初戦を勝ち切ったことを素直に喜んでいた。

 先制点はその増田のアシストから生まれた。0-0の後半13分、増田は「1対1は自信があるんで、自分の形って言いますか、自分からアクションしてボールにアタックするっていうところがありました」という守備からDF背後へ絶妙な左足フィード。これを189cmの俊足FW大藤颯太(3年)が右足でゴールへ流し込んだ。

「大藤、スピードがあるんで、背後に落としてあげれば、結構プレミアでもああいう形で点が取れてるんで、あれは攻撃の形の1つとしてチームで共有されてるんで。上手くスペースに出すことができたかなと思います」と微笑んだ。

 この日は初戦ということもあって、流経大柏が得意とするコンビネーションでの崩しを表現するのではなく、リスクを避けた戦い。多少内容が悪くても勝ち切れる強さが今年の流経大柏にはある。

 榎本雅大監督も「そこ何ですよね。今年はもうほんと図太いっていうか、メンタルがしっかりしているんですよ。だからイライラしてないですよね。今日、(なかなか得点できずに)帰ってきても全然イライラしていない」と説明する。そして「(その中心にいるのが) やっぱ島谷であり、増田であるんじゃないですかね」と明かした。

 増田は今年、MF島谷義進(3年)とともにキャプテンの役割を担っている。元々キャプテンタイプのプレーヤーだった訳では無い。だが、昨年、Aチームの公式戦になかなか絡めなかったことから「(最終学年を迎える際、)自分がやらないとっていう気持ちがより一層強くなってきて」勝ちたいから、チームを良い方向に持っていきたいから自然と声が出るようになったという。

「シーズン前の時に、まだ自分たち結構バラバラで、何かもうやりたいことも分からないし、ほんと練習試合とかもめちゃくちゃ負けていて。そういう時に自分がこのままじゃ良くないなっていうのは薄々感じていて。そういう時に(昨年、Aチームでも出場していた島谷)義進と一緒に自分から積極的に話し掛けに行ったり、チームの輪の中心になってこうミーティングしたりとか、そういうのを続けていて、義進がエノさん(榎本雅大監督)に自分のことを推薦してくれた」ことでキャプテンを務めることになった。島谷とともに、意識高くチームを引っ張り、自立した集団に。そのチームは今年、プレミアリーグEASTで優勝争いを演じており、今回のインターハイでも優勝候補に挙げられている。

 増田は今年6月、U-17日本代表に初選出され、千葉県予選準々決勝以降を欠場。「代表でいなかったんで、チームのみんなには感謝しかないですし、連れてきてもらった分、自分が全国でチームを勝たせる存在にならないといけない」と強い気持ちでインターハイに臨んでいる。

 初の代表活動ではボールを運ぶことや左足キックなど攻撃面のストロングポイントを発揮。一方で差があると感じたフィジカル面で「速い、強い相手に自分がどう工夫して対応するかっていうのは、今回の代表で得たことかなと思います。そもそも出させないとか、ファーストタッチのところで詰めるとか」と一つ成長するきっかけも掴んで帰国している。

 今回のインターハイはリーダーの一人として優勝を目指すと同時に、11月開幕のU-17ワールドカップメンバー入りへアピール。「自分が得点やアシストで絶対的な存在っていうのを見せつけるっていうところは、今回意識しています」と力を込めた。3回戦は地元・福島県第2代表の学法石川高と対戦。流経大柏のリーダーであり、注目の左SBは、日本一と世界への挑戦権を勝ち取る。


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(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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