[MOM5178]尚志GK門井宏樹(3年)_ベスト8に導くストップ!! 大会直前に定位置奪取、PK戦得意の守護神がチーム救う!!
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.29 総体3回戦 尚志高 1-1(PK10-9) 桐光学園高 JヴィレッジP2]
まさに守護神の働きだった。尚志高は、仲村浩二監督が「いつもPK戦で負ける」と嘆くほど、全国大会でのPK戦敗退が多い印象のあるチームだが、今夏のインターハイ3回戦ではGK門井宏樹(3年=クラブ・ドラゴンズ柏 U-15)が、チームを勝利に導いた。
桐光学園高(神奈川1)との対戦は、幸先よく先制点を奪ったが、自陣でのミスから同点弾を許すと、前半終了間際に退場者を出して苦しい展開に追い込まれた。数的不利で迎えた後半、チームのピンチをしのぎ続けたのが、門井だった。
何度もサイドアタックからクロス攻撃を受ける中、DFは相手FWの動きを封じ込め、門井は果敢にボールへアタック。広範囲をカバーして守備陣を助けた。主将のDF西村圭人(3年=アルビレックス新潟U-15)は「門井は、セービングだけでなく、カバーリングにも秀でている。守備はユニットで守るというキーワードが出ていたので、それを意識した」と頼れる守護神にボールを任せ、相手ストライカーとの対峙に専念していたことを明かした。
ただ、門井によれば、元々、カバー範囲は広いタイプではなく、試合に出ている先輩たちとの対比から課題として捉えて取り組んできた分野だという。むしろ、今季のプリンスリーグ東北では、主にゴールマウスを守ってきたのは、1番を着けるGK赤根啓太(3年=RIP ACE SOCCER CLUB)で、仲村監督が「元々は(PK戦の場合に)門井に代える形」と話す立場にあった。しかし、リーグ戦では、門井が7月に1試合フル出場。今大会前の遠征でも好パフォーマンスを発揮し、インターハイでは門井が2試合連続で先発フル出場を果たしている。
3回戦は、門井にとって、コツコツと磨いてきたプレーと、元々の持ち味が生きる試合になった。後半はスコアが動かず、1-1でPK戦に突入。門井は、相手キッカーが準備する間、一人で小さく呟くとニコッと笑ってから静止。「自分に余裕があったから」と話したが、相手に心理戦を仕掛けている様子だった。ただ、この日はタイミングが合わず、なかなかボールに触れなかった。4-4でサドンデスに突入すると、先攻の尚志は9人目でキッカーが失敗。直後、止めなければ負ける状況でも、シュート方向に跳ぶことはできなかったが、クロスバーが救ってくれた。
ようやく、門井がセーブを見せたのは、キッカーが2巡目を迎えた後の12人目。左利きの相手の軸足を見て、逆サイドはないと予測。右に鋭く跳ぶと、左手でボールをゴール外へ弾いた。12人目までもつれた経験は初めてと話した門井は「最後の最後、自分が止めて勝つという気持ちを強く持って、止めて勝てて、素直に良かったです」と笑顔を見せた。
「一つしかないポジション。絶対的に任されるポジション。ここでヒーローになりたいと思った」と自ら志願してフィールドプレーヤーから転向。得意のPK戦だけでなく、仲間と競争しながら苦手分野も克服してきた道のりが、チームを苦境から救うプレーを実現し、ヒーローになった。ただ、チームの目標は日本一。8強入りで満足はできない。翌日の準々決勝を勝てば、チームの最高成績である全国大会4強に並ぶ。チームに新たな歴史を加える守護神となれるか、挑戦は続く。
(取材・文 平野貴也)
●全国高校総体2025特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中
[7.29 総体3回戦 尚志高 1-1(PK10-9) 桐光学園高 JヴィレッジP2]
まさに守護神の働きだった。尚志高は、仲村浩二監督が「いつもPK戦で負ける」と嘆くほど、全国大会でのPK戦敗退が多い印象のあるチームだが、今夏のインターハイ3回戦ではGK門井宏樹(3年=クラブ・ドラゴンズ柏 U-15)が、チームを勝利に導いた。
桐光学園高(神奈川1)との対戦は、幸先よく先制点を奪ったが、自陣でのミスから同点弾を許すと、前半終了間際に退場者を出して苦しい展開に追い込まれた。数的不利で迎えた後半、チームのピンチをしのぎ続けたのが、門井だった。
何度もサイドアタックからクロス攻撃を受ける中、DFは相手FWの動きを封じ込め、門井は果敢にボールへアタック。広範囲をカバーして守備陣を助けた。主将のDF西村圭人(3年=アルビレックス新潟U-15)は「門井は、セービングだけでなく、カバーリングにも秀でている。守備はユニットで守るというキーワードが出ていたので、それを意識した」と頼れる守護神にボールを任せ、相手ストライカーとの対峙に専念していたことを明かした。
ただ、門井によれば、元々、カバー範囲は広いタイプではなく、試合に出ている先輩たちとの対比から課題として捉えて取り組んできた分野だという。むしろ、今季のプリンスリーグ東北では、主にゴールマウスを守ってきたのは、1番を着けるGK赤根啓太(3年=RIP ACE SOCCER CLUB)で、仲村監督が「元々は(PK戦の場合に)門井に代える形」と話す立場にあった。しかし、リーグ戦では、門井が7月に1試合フル出場。今大会前の遠征でも好パフォーマンスを発揮し、インターハイでは門井が2試合連続で先発フル出場を果たしている。
3回戦は、門井にとって、コツコツと磨いてきたプレーと、元々の持ち味が生きる試合になった。後半はスコアが動かず、1-1でPK戦に突入。門井は、相手キッカーが準備する間、一人で小さく呟くとニコッと笑ってから静止。「自分に余裕があったから」と話したが、相手に心理戦を仕掛けている様子だった。ただ、この日はタイミングが合わず、なかなかボールに触れなかった。4-4でサドンデスに突入すると、先攻の尚志は9人目でキッカーが失敗。直後、止めなければ負ける状況でも、シュート方向に跳ぶことはできなかったが、クロスバーが救ってくれた。
ようやく、門井がセーブを見せたのは、キッカーが2巡目を迎えた後の12人目。左利きの相手の軸足を見て、逆サイドはないと予測。右に鋭く跳ぶと、左手でボールをゴール外へ弾いた。12人目までもつれた経験は初めてと話した門井は「最後の最後、自分が止めて勝つという気持ちを強く持って、止めて勝てて、素直に良かったです」と笑顔を見せた。
「一つしかないポジション。絶対的に任されるポジション。ここでヒーローになりたいと思った」と自ら志願してフィールドプレーヤーから転向。得意のPK戦だけでなく、仲間と競争しながら苦手分野も克服してきた道のりが、チームを苦境から救うプレーを実現し、ヒーローになった。ただ、チームの目標は日本一。8強入りで満足はできない。翌日の準々決勝を勝てば、チームの最高成績である全国大会4強に並ぶ。チームに新たな歴史を加える守護神となれるか、挑戦は続く。
【PR】ニューバランスフットボールから 「TEKELA ELITE HG」がバージョンアップして登場!


ボールをコントロールするプレーヤーに向けて設計されたコントロールモデル「TEKELA」トップモデルがv5へと進化。軽量マイクロファイバーとグリップ加工で直感的なタッチを実現し、一体型ニットカラーが足首を包み込むようにフィット。さらに改良されたナイロンアウトソールが360度のトラクションで加速をサポートする一足となっている。
「FURON」「442」とともに、それぞれの最新カラーや最新シリーズがラインナップされている。
詳細はこちらをチェック!!


ボールをコントロールするプレーヤーに向けて設計されたコントロールモデル「TEKELA」トップモデルがv5へと進化。軽量マイクロファイバーとグリップ加工で直感的なタッチを実現し、一体型ニットカラーが足首を包み込むようにフィット。さらに改良されたナイロンアウトソールが360度のトラクションで加速をサポートする一足となっている。
「FURON」「442」とともに、それぞれの最新カラーや最新シリーズがラインナップされている。
(取材・文 平野貴也)
●全国高校総体2025特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中



