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[関東]リーグ終盤5連勝の勢いそのままに…立教大が2部復帰を決定

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立教大が2部に昇格する

[11.22 関東大学L2部参入プレーオフ 順天堂大0-1立教大 埼玉ス第2]

 関東大学サッカーリーグの2部参入プレーオフで、立教大(3部3位)が順天堂大(2部10位)を1-0で下して、1年での2部復帰を決めた。

 リーグ終盤の勢いのままに入替戦でも勝利を掴んだ。後期リーグに入って開幕3連敗と苦戦した立教大だが、以降の試合で立て直しを図ると、終盤の5試合を5連勝で乗り切って3位に滑り込み、プレーオフ(入替戦)への出場権を手にしていた。

 そして入替戦では内容でも上回る試合運びをみせた。得点こそなかなか奪うことが出来なかったが、相手ゴールに迫り続ける。すると後半26分、カウンターから左サイドを突破したMF岡本聡吾(2年=立教新座高)のマイナスクロスをMF嵯峨康太(4年=三菱養和SCユース/水戸内定)がダイレクトで合わせる。今季をJリーグ内定選手として戦ったチームの顔が決勝点を決めた。


 2部リーグに昇格する立教大だが、戦いの厳しさは誰よりも理解している。2018年に41年ぶりに関東リーグに昇格して話題を集めた立教大だが、19年、20年は10位でギリギリの残留。21年は入替戦での敗戦も経験した。

 来季の2部リーグも1部から流通経済大や東京国際大が降格してくる。ただ飛田晃典監督は「相手に対して自分たちがどう成長するか、周りの人を感動させられるか、応援してもらえるか。もっと向上心を持つ取り組みが大事かなと感じている」と熱弁。「難しいチャレンジにはなると思うけど、我々がどうなっていきたいか。50年以上1部から遠ざかっている中で、思いを毎日積み重ねていけたらなと思います」と力を込めた。


(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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