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[関東]J公式戦14試合出場の実績ひっさげ…三笘薫の足跡たどる筑波大1年生ドリブラー中野遥翔が開幕スタメン「ドリブルは大学でも」

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筑波大に入学してすぐの開幕スタメンを掴んだMF中野遥翔

[4.4 関東大学L1部第1節 筑波1-2早稲田 味フィ西]

 前年王者の筑波大早稲田大に1-2で敗れた。開幕の黒星発進はコロナ禍の変則シーズンだった20年以来で、6年ぶりとなった。

「開幕戦の筑波大学は勝たないといけない大学。勝てなかったことが自分の中で一番悔しいです」。開幕戦にスタメン出場したMF中野遥翔(1年=沼津U-18)も悔しさを噛み締めた。

 今年も有力選手が集った筑波大でも、高校時代の実績は光るものがある。小学生の時からアスルクラロ沼津のアカデミーで過ごした中野は、高校2年生だった昨年2月16日のJ3開幕戦となった鳥取戦に途中出場してJリーグデビュー。すべて途中出場だったが、ルヴァンカップを含めると公式戦14試合(J3は13試合)に出場した。

 もともと筑波大学に進学するために、中学、高校と勉強も頑張ってきたという。「(高校)3年生で沼津でチャンスを貰えて試合に出ることができたのでこういう形(スポーツ推薦)で入れたけど、筑波の環境、全員がサッカーに集中している環境で成長したいと思った」。高3時は沼津の活動に帯同することが多く、学校の単位取得もギリギリだったというが、実力で未来を掴んだ。

 武器は「サイドからのドリブル。そこは大学でも通用すると思っている」と自信を持って大学サッカー界にやってきた。ただ「そこのスペシャリティは出したかったけど、早稲田大学さんは2枚3枚と来た。そこを辞める判断とか、そこをはがしたり、周りを使ってゴールに絡んでいける能力が必要なのかなと思います」。理想とする三笘薫(ブライトン)が残した足跡をたどることで、更なる進化を目指す。

 開幕スタメンを掴んだ中野だが、「数字を残し続けること」を1年目の目標に掲げる。一方でライバルであるMF清水大翔(3年=C大阪U-18)やMF廣井蘭人(4年=帝京長岡高)の負傷により巡ってきたチャンスという見方もあり、中野自身も「2人が帰ってきても出ることが大事。とにかく信頼を残して、その選手たちを超えられるようにやってきたい」と気を引き締めるところだ。

 そしてその先に。筑波大は近年、有力選手の早期退部、プロ入りの流れができているが、中野もその流れをくむことが期待される一人だ。「まずは目の前の試合に全力を尽くしたい」とした18歳は「試合に出ることを目標にしていけば自然と道は拓けると思う。そのためにも先を見すぎずに1日1日の練習から大事にしていきたい」と抱負を語った。

(取材・文 児玉幸洋)

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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