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[MOM1151]北信越選抜MF今井航(北陸大3年)_“逆転の北信越”トップ下起用に応える決勝弾

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[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.20 デンチャレプレーオフ 中国選抜4-5北信越選抜 グリーンG刈谷]

 2点差をひっくり返した初戦以上の逆転劇を起こした。少なくとも負けなければ決勝に進出することができた北信越選抜だったが、前半16分までにまさかの3失点を喫してしまった。

 だが“逆転の北信越”はこの日も本領を発揮した。MF塚越優也(新潟経営大3年=古河一高)のゴールで前半のうちに1点を返すと、後半11分にはハーフタイムに投入されていたMF森駿人(新潟医療福祉大2年=市立船橋高)の得点で1点差に詰め寄る。

 再び2点差とされたが、直後の後半16分に相手のクリアボールに反応したMF迫遥希(金沢学院大2年=相模原U-18)が左足ダイレクトでミドル弾を蹴り込む。さらに同21分にはDF岩間慶太(金沢学院大3年=大分U-18)の左クロスをFW中川豪(金沢学院大3年=金沢U-18)がヘディングで合わせて、ついに同点に追いついた。

 そしてこのままでも決勝進出を決めることができた北信越だったが、しっかりと勝ち切ってみせる。決勝点は後半36分、GK田中敦志(金沢学院大2年=鹿児島実高)のロングキックは相手DFに入ったが、トラップしたところにMF今井航(北陸大3年=浜松開誠館高)が反応。素早く奪って右サイドに出すと、迫が出したリターンパスに詰めてゴールネットを揺らした。

 今井も途中出場していた選手だった。「初戦も途中出場の選手が流れを変えてくれたので、自分も点を決めて流れを変えてやろうという気持ちでした」。前線の選手に欠場者が出ている影響で本来のボランチではなくトップ下での起用になっていたが、「自分が点を決めて勝たせるつもりで入っていた」と胸を張った。

 浜松開誠館高で過ごした高校時代は、高校選手権予選で最も活躍した選手に贈られる“静岡MVP”を受賞。進学先も関東の大学などがあった中で、「サッカーに集中すること」「1年目から試合に出ること」など、現実的な視点を持って北陸大への進学を選んだ。思惑通りに1年生の後半戦あたりからレギュラーに定着。そして最終学年を前にして初めて、北信越選抜にも選ばれた。

 卒業後は当然、プロ入りを目指している。これまで大学が近いツエーゲン金沢の練習に参加したことがあったが、「今大会に名前を売りに来ている」と鼻息は荒い。そのためにも本大会出場は最低限のノルマと考える。22日の決勝の相手は東海選抜に決定。DF原田渉夢(中京大3年=浜松開誠館高)との元同級生対決も楽しみと話した今井は、「北信越で本大会に出て、結果を残せるように頑張りたい」と気合を入れ直した。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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