beacon

WEリーグ杯が開幕! セレッソ大阪ヤンマーレディースはI神戸に善戦も黒星発進…鳥居塚監督「まだまだ足りない」

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

攻守において存在感を示したMF脇阪麗奈

[9.1 WEリーグ杯GL第1節 C大阪 0-2 I神戸 ヨドコウ]

 2024-25シーズンのWEリーグカップが開幕した。1日にグループリーグ第1節が開催され、セレッソ大阪ヤンマーレディースはヨドコウ桜スタジアムでINAC神戸レオネッサと対戦し、0-2で敗れた。

 グループCを戦うC大阪は、I神戸、ジェフ千葉レディース、ちふれASエルフェン埼玉と同居。ホーム&アウェーの2回戦総当たりを行い、各組1位のみが進出できる決勝トーナメントを目指す。

 WEリーグ初参戦の昨季よりC大阪を率いる鳥居塚伸人監督は、重要な今季初戦に4-4-2の布陣を採用。GKは西中麻穂が起用され、4バックは左からDF牧口優花、DF筒井梨香、DF荻久保優里、DF中西ふうが立った。ダブルボランチにMF脇阪麗奈とMF宮本光梨が並び、左サイドハーフにMF百濃実結香、右サイドハーフにMF高和芹夏。2トップはFW矢形海優とFW田中智子が組んだ。

 C大阪は前半3分にI神戸MF成宮唯に先制点を許し、立ち上がりから追う展開となった。同点ゴールを狙うホームチームは、最終ラインからパスを繋いで組み立てを図る。10番の脇阪が中央の位置でボールを引き出し、攻撃のリズムを作った。

 試合序盤はI神戸にボールを持たれながらも、敵陣で奪って素早く攻撃へ繋げるC大阪。昨季公式戦9ゴールの矢形がターゲットとなり、その周りを田中が流動的に動いてチャンスをうかがった。

 C大阪は前半19分、右サイドでフリーキックを得ると、脇阪が鋭いボールを入れる。ニアサイドに走った矢形が頭で逸らして相手の意表を突こうとしたが、狙い通りにはいかなかった。さらに同20分には、ペナルティエリア内右で百濃のパスを受けた田中が反転から右足で狙うも、ここは相手のブロックに遭った。

 C大阪は1点ビハインドのまま前半を折り返すと、後半開始早々にピンチを迎えた。後半1分のI神戸DFカルラ・モレラのシュートはポストに直撃。同5分には、日本女子代表(なでしこジャパン)DF守屋都弥にミドルシュートを打たれるも、西中が落ち着いてキャッチした。

 後半の立ち上がりこそ危ないシーンを作られたC大阪だが、そこから徐々にボールを握って反撃に転じる。左サイドを起点に攻撃を組み立て、百濃のドリブル突破からゴールを目指した。

 C大阪は後半25分に高和を下げてFW浅山茉緩を投入。浅山が2トップの一角に入り、矢形が右サイドに流れた。交代枠を使って攻撃の活性化を図ったC大阪。しかし、同27分にコーナーキックをI神戸DFヴィアン・サンプソンに合わせられ、点差を広げられた。

 C大阪は後半36分、中西に代えてMF松本奈己をピッチへ。松本が右サイドハーフに入ると、矢形が2トップの位置に戻り、浅山が右サイドバックに落ちた。さらに同42分には、牧口に代わってDF中谷莉奈が途中出場。そのまま左サイドバックに入った。

 C大阪は終盤にかけて猛攻を仕掛けるもゴールが遠く、0-2で敗戦。敵地で行われる8日のWEリーグ杯GL第2節・千葉L戦で今季初勝利を目指す。

C大阪の鳥居塚伸人監督

 鳥居塚監督は試合後「昨シーズン1年間を戦って、足りない部分を自覚した中で開幕戦を迎えたわけですが、選手自身は一生懸命やってくれたと思いますが、まだまだ足りない部分がこの結果につながった」と振り返り、無得点に終わったことについては「若いチームなので、『もっとアグレッシブに、ミスを恐れずチャレンジしよう』とは伝えていましたが、あのゾーンに来た時に、シュートに持っていけない」と課題を口に。次節に向けて「またすぐカップ戦があるので、勝利できるように切り替えてやっていきたい」と前を見つめた。

ヤンマーホールディングスはセレッソ大阪ヤンマーレディースを応援してます❀✿


 2010年の創設時より共に歩んできたセレッソ大阪レディースのプロリーグ挑戦を通じて、選手の成長や女子プロサッカーの発展にも貢献し、女子プロスポーツの可能性の花を咲かせたいという想いを込めて、2023-24シーズンより、セレッソ大阪レディース オフィシャルプレミアムパートナーとしてチームをサポートしています!

ヤンマーレディース特設サイトはこちら
Sponsored by ヤンマーホールディングス
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

「ゲキサカ」ショート動画

TOP