矢形海優が開幕弾! 荻久保優里のゴラッソに高和芹夏の狙い通りの一撃!! セレッソ大阪ヤンマーレディースは3発好発進
[9.15 WEリーグ第1節 C大阪 3-1 N相模原 ヨドコウ]
2024-25シーズンのWEリーグがついに開幕した。15日に各地で第1節が行われ、セレッソ大阪ヤンマーレディースはヨドコウ桜スタジアムでノジマステラ神奈川相模原と対戦し、3-1で勝利。2シーズン連続の白星スタートを切った。
C大阪はWEリーグ参入初年度となった昨季を6勝3分13敗の勝ち点21で9位フィニッシュ。目標に掲げていた「5位以内」「勝ち点36以上」には届かず悔しい1年となった。今季はその「21」「36」という数字を意識。いつ超えるか、どう超えるか、そして強気で「45」を目指し、その先にトップ3、優勝を見据える。
チームを率いる鳥居塚伸人監督は一戦一戦を大切に戦い、一歩ずつ目標の達成を狙う。開幕節の相手は昨季1分1敗と負け越しているN相模原。指揮官はリベンジもかかる重要な一戦に、4-4-2の布陣で臨んだ。
ゴールマウスにはGK山下莉奈が立ち、最終ラインは左からDF中谷莉奈、DF筒井梨香、DF荻久保優里、DF中西ふうの4枚。ダブルボランチはMF脇阪麗奈とMF松本奈己が組んだ。左サイドハーフにMF百濃実結香、右サイドハーフにMF高和芹夏。2トップはFW矢形海優、FW田中智子が並んだ。
この試合のファーストシュートはC大阪の矢形だった。前半9分、自陣ハーフウェーライン付近でパスを受けた左センターバックの筒井から前線へロングボールが入ると、高和が落下地点にうまく足を運び、頭で落とす。矢形がペナルティエリア手前からダイレクトで右足を振ったが、シュートはミートしなかった。
その後はN相模原にボールを握られた。アグレッシブな攻撃で自陣への侵入を許すと、前半13分にはコーナーキックのこぼれ球をMF川島はるなに狙われたが筒井が頭でコースを逸らす。さらに同20分には、ペナルティエリア手前からFW南野亜里沙に強烈なシュートを打たれるも、山下が左手を伸ばして掻き出した。
C大阪は前半26分、N相模原に左サイドから崩されると、MF榊原琴乃にドリブル突破を許して決定機を作られたが、ここは山下が落ち着いて対応。押し込まれながらも守備陣の粘り強い守りで跳ね返し続け、そのボールを脇阪と松本が回収し、攻撃に繋げた。
すると先にスコアを動かしたのはホームチームだった。C大阪は前半43分、脇阪が左サイドから入れたクロスは相手にクリアされるも、高和が右足を出してそのボールを近場でカット。流れたところを矢形が収めてペナルティエリア内右から強引に振ると、相手に当たりながらゴールへ吸い込まれていった。
昨季リーグ戦6得点のエースが新シーズンの開幕を告げる初ゴール。C大阪は1点リードのまま前半を折り返すと、後半4分に追加点を挙げた。右サイドでコーナーキックを得ると、脇阪が右足でゴールから離れるボール。荻久保がダイレクトボレーで叩き、ネットに突き刺した。
2点リードのC大阪は後半7分、左サイドのコーナーキックからピンチを迎えるも、山下が至近距離からのヘディングシュートをストップ。同17分には右サイドのコーナーキックからゴールに向かうボールを入れられたが、山下がパンチングで弾き出した。
C大阪は後半22分、N相模原MF築地育にDFラインの背後を取られ、そのままゴールを許す。1点差に詰め寄られた。再びリードを広げたいホームチームは後半27分に松本を下げてMF宮本光梨を投入。同33分には中谷に代えてFW浅山茉緩をピッチへ送り込んだ。
するとC大阪は後半35分、敵陣右サイドで相手のボールを奪うと、田中が素早くゴール前にクロス。走り込んだ矢形のシュートはGK池尻凪沙に止められたが、こぼれたところを高和が押し込んでチーム3点目を挙げた。
C大阪は後半アディショナルタイム2分に百濃に代わってMF北原朱夏が途中出場。3-1で逃げ切り、昨季に続く開幕白星を飾った。
チームをけん引する主将の脇坂は試合後「昨シーズンは得点力が課題だった中で、開幕戦から3点を取れたことは自信にして、継続していきたい」とコメント。自身のアシストシーンを振り返り「CKはずっと自分がキッカーをやっていて、開幕戦からアシストできたことは良かった。(決まった瞬間は)照明で見えなかったが、『入った!』という感じだった」と喜んだ。
スーパーボレー弾を叩き込んだ荻久保は「最高だった。サッカー人生の中でも一番いいゴール」と自画自賛。勝利をたぐり寄せる3点目を挙げた高和は「スプリントや走ることは大事にしているので、攻守においてゴール前に入っていくことは意識している」とし、狙い通りのゴールだったという。
鳥居塚監督は「失点のところは課題で改善しないといけない」と見つめつつ、「今までだと、そのまま追い付かれていたかも知れないが、3点目を取って突き放せたことは今シーズンの成長なのかなと思う」とかみ締める。「課題は克服しながら、今後に向けて戦っていきたいと思う」と次戦に目を向けた。
●WEリーグ2024-25特集
2024-25シーズンのWEリーグがついに開幕した。15日に各地で第1節が行われ、セレッソ大阪ヤンマーレディースはヨドコウ桜スタジアムでノジマステラ神奈川相模原と対戦し、3-1で勝利。2シーズン連続の白星スタートを切った。
C大阪はWEリーグ参入初年度となった昨季を6勝3分13敗の勝ち点21で9位フィニッシュ。目標に掲げていた「5位以内」「勝ち点36以上」には届かず悔しい1年となった。今季はその「21」「36」という数字を意識。いつ超えるか、どう超えるか、そして強気で「45」を目指し、その先にトップ3、優勝を見据える。
チームを率いる鳥居塚伸人監督は一戦一戦を大切に戦い、一歩ずつ目標の達成を狙う。開幕節の相手は昨季1分1敗と負け越しているN相模原。指揮官はリベンジもかかる重要な一戦に、4-4-2の布陣で臨んだ。
ゴールマウスにはGK山下莉奈が立ち、最終ラインは左からDF中谷莉奈、DF筒井梨香、DF荻久保優里、DF中西ふうの4枚。ダブルボランチはMF脇阪麗奈とMF松本奈己が組んだ。左サイドハーフにMF百濃実結香、右サイドハーフにMF高和芹夏。2トップはFW矢形海優、FW田中智子が並んだ。
この試合のファーストシュートはC大阪の矢形だった。前半9分、自陣ハーフウェーライン付近でパスを受けた左センターバックの筒井から前線へロングボールが入ると、高和が落下地点にうまく足を運び、頭で落とす。矢形がペナルティエリア手前からダイレクトで右足を振ったが、シュートはミートしなかった。
その後はN相模原にボールを握られた。アグレッシブな攻撃で自陣への侵入を許すと、前半13分にはコーナーキックのこぼれ球をMF川島はるなに狙われたが筒井が頭でコースを逸らす。さらに同20分には、ペナルティエリア手前からFW南野亜里沙に強烈なシュートを打たれるも、山下が左手を伸ばして掻き出した。
C大阪は前半26分、N相模原に左サイドから崩されると、MF榊原琴乃にドリブル突破を許して決定機を作られたが、ここは山下が落ち着いて対応。押し込まれながらも守備陣の粘り強い守りで跳ね返し続け、そのボールを脇阪と松本が回収し、攻撃に繋げた。
すると先にスコアを動かしたのはホームチームだった。C大阪は前半43分、脇阪が左サイドから入れたクロスは相手にクリアされるも、高和が右足を出してそのボールを近場でカット。流れたところを矢形が収めてペナルティエリア内右から強引に振ると、相手に当たりながらゴールへ吸い込まれていった。
昨季リーグ戦6得点のエースが新シーズンの開幕を告げる初ゴール。C大阪は1点リードのまま前半を折り返すと、後半4分に追加点を挙げた。右サイドでコーナーキックを得ると、脇阪が右足でゴールから離れるボール。荻久保がダイレクトボレーで叩き、ネットに突き刺した。
2点リードのC大阪は後半7分、左サイドのコーナーキックからピンチを迎えるも、山下が至近距離からのヘディングシュートをストップ。同17分には右サイドのコーナーキックからゴールに向かうボールを入れられたが、山下がパンチングで弾き出した。
C大阪は後半22分、N相模原MF築地育にDFラインの背後を取られ、そのままゴールを許す。1点差に詰め寄られた。再びリードを広げたいホームチームは後半27分に松本を下げてMF宮本光梨を投入。同33分には中谷に代えてFW浅山茉緩をピッチへ送り込んだ。
するとC大阪は後半35分、敵陣右サイドで相手のボールを奪うと、田中が素早くゴール前にクロス。走り込んだ矢形のシュートはGK池尻凪沙に止められたが、こぼれたところを高和が押し込んでチーム3点目を挙げた。
C大阪は後半アディショナルタイム2分に百濃に代わってMF北原朱夏が途中出場。3-1で逃げ切り、昨季に続く開幕白星を飾った。
チームをけん引する主将の脇坂は試合後「昨シーズンは得点力が課題だった中で、開幕戦から3点を取れたことは自信にして、継続していきたい」とコメント。自身のアシストシーンを振り返り「CKはずっと自分がキッカーをやっていて、開幕戦からアシストできたことは良かった。(決まった瞬間は)照明で見えなかったが、『入った!』という感じだった」と喜んだ。
スーパーボレー弾を叩き込んだ荻久保は「最高だった。サッカー人生の中でも一番いいゴール」と自画自賛。勝利をたぐり寄せる3点目を挙げた高和は「スプリントや走ることは大事にしているので、攻守においてゴール前に入っていくことは意識している」とし、狙い通りのゴールだったという。
鳥居塚監督は「失点のところは課題で改善しないといけない」と見つめつつ、「今までだと、そのまま追い付かれていたかも知れないが、3点目を取って突き放せたことは今シーズンの成長なのかなと思う」とかみ締める。「課題は克服しながら、今後に向けて戦っていきたいと思う」と次戦に目を向けた。
C大阪の10番を背負うMF脇阪麗奈
追加点を挙げたDF荻久保優里
MF高和芹夏は狙い通りのゴール
ヤンマーホールディングスはセレッソ大阪ヤンマーレディースを応援してます❀✿
2010年の創設時より共に歩んできたセレッソ大阪レディースのプロリーグ挑戦を通じて、選手の成長や女子プロサッカーの発展にも貢献し、女子プロスポーツの可能性の花を咲かせたいという想いを込めて、2023-24シーズンより、セレッソ大阪レディース オフィシャルプレミアムパートナーとしてチームをサポートしています!
Sponsored by ヤンマーホールディングス2010年の創設時より共に歩んできたセレッソ大阪レディースのプロリーグ挑戦を通じて、選手の成長や女子プロサッカーの発展にも貢献し、女子プロスポーツの可能性の花を咲かせたいという想いを込めて、2023-24シーズンより、セレッソ大阪レディース オフィシャルプレミアムパートナーとしてチームをサポートしています!
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