セレッソ大阪ヤンマーレディースはDF米田博美のWEリーグ初弾で1点を返すも…浦和に敗れて“強豪2連破”ならず
[12.11 WEリーグ第5節 浦和 1-2 C大阪 浦和駒場]
WEリーグは11日、第5節延期分を開催した。セレッソ大阪ヤンマーレディースは敵地で三菱重工浦和レッズレディースと対戦し、1-2で敗れた。
浦和のAFC女子チャンピオンズリーグ参戦によって延期となっていた第5節の1試合。C大阪は前節のINAC神戸レオネッサ戦(○2-1)に続く、強豪クラブ2連破を狙う。鳥居塚伸人監督は4-4-2の布陣で同試合に臨んだ。
ゴールマウスにGK山下莉奈が立ち、最終ラインは左からDF中谷莉奈、DF米田博美、DF浅山茉緩、DF中西ふう。ダブルボランチにはMF脇阪麗奈とMF荻久保優里が並んだ。左サイドハーフにMF百濃実結香、右サイドハーフにMF高和芹夏。2トップはFW北原朱夏とFW矢形海優が組んだ。
C大阪は試合立ち上がりから浦和にボールを握られた。FW高橋はなをターゲットにアグレッシブな攻撃を仕掛ける相手に対して苦しんでいる様子。前半11分には2度のコーナーキックで攻め込まれると、最後はペナルティエリア手前からMF角田楓佳に決められた。
先制を許したC大阪は、その後も守備に回る時間を過ごした。前半14分には角度のないところから強烈なシュートを放たれるも、山下が落ち着いてセーブ。直後のコーナーキックから押し込まれそうになったが、体を張ってゴールを死守した。
C大阪は前半23分、細かいパスで敵陣深い位置まで入り込むと、ペナルティエリア内にこぼれたボールに中谷が右足を振る。地を這う鋭いシュートだったが、GK福田史織のセーブに遭った。
C大阪は1点ビハインドのまま前半を折り返すと、反撃を目指して入った後半だったが同6分に浦和MF島田芽依に追加点を献上。同15分に北原を下げてFW和田麻希を投入し、攻撃の活性化を図った。
するとC大阪は後半25分、敵陣中央でフリーキックを得ると、脇坂が右足で入れたボールを浅山がペナルティエリア内右から頭で折り返す。米田が押し込んで1点差に詰め寄った。
1点を追うC大阪はその後、エースの矢形を目指してボールを前進させた。最終ラインからパスで組み立てて、中盤の脇坂と荻久保を経由して攻撃を構築。両サイドの百濃と高和が加勢し、ゴール前に迫っていった。
C大阪は後半45分に高和、中谷に代えて同試合限りで現役を引退するDF善積わらい、DF森中陽菜を投入。同アディショナルタイム3分間で同点ゴールを目指したが、1-2のままタイムアップを迎えた。
C大阪は強豪に善戦も惜しくも勝ち点獲得には届かなかった。鳥居塚監督は試合後「追いつくチャンスもあったし、勝てるチャンスもあった中で、勝ち切ることができなかったことが今のチームの力だと思う」と課題を口に。「克服して、後期、そして皇后杯に臨みたい」とした。
WEリーグ初ゴールとなった米田は「嬉しいが、浅山のゴールだと思っている。自分は最後ゴールに詰めてボールを完全にいれようと思ったので、決められて良かった」と謙虚に喜ぶ。そのアシストの浅山は「(米田)博美が押し込んでくれて得点につながってよかった」としつつ、「2失点ともセットプレーでやられたのは自分たちの力不足を感じた」と敗戦を悔やんだ。










●WEリーグ2024-25特集
WEリーグは11日、第5節延期分を開催した。セレッソ大阪ヤンマーレディースは敵地で三菱重工浦和レッズレディースと対戦し、1-2で敗れた。
浦和のAFC女子チャンピオンズリーグ参戦によって延期となっていた第5節の1試合。C大阪は前節のINAC神戸レオネッサ戦(○2-1)に続く、強豪クラブ2連破を狙う。鳥居塚伸人監督は4-4-2の布陣で同試合に臨んだ。
ゴールマウスにGK山下莉奈が立ち、最終ラインは左からDF中谷莉奈、DF米田博美、DF浅山茉緩、DF中西ふう。ダブルボランチにはMF脇阪麗奈とMF荻久保優里が並んだ。左サイドハーフにMF百濃実結香、右サイドハーフにMF高和芹夏。2トップはFW北原朱夏とFW矢形海優が組んだ。
C大阪は試合立ち上がりから浦和にボールを握られた。FW高橋はなをターゲットにアグレッシブな攻撃を仕掛ける相手に対して苦しんでいる様子。前半11分には2度のコーナーキックで攻め込まれると、最後はペナルティエリア手前からMF角田楓佳に決められた。
先制を許したC大阪は、その後も守備に回る時間を過ごした。前半14分には角度のないところから強烈なシュートを放たれるも、山下が落ち着いてセーブ。直後のコーナーキックから押し込まれそうになったが、体を張ってゴールを死守した。
C大阪は前半23分、細かいパスで敵陣深い位置まで入り込むと、ペナルティエリア内にこぼれたボールに中谷が右足を振る。地を這う鋭いシュートだったが、GK福田史織のセーブに遭った。
C大阪は1点ビハインドのまま前半を折り返すと、反撃を目指して入った後半だったが同6分に浦和MF島田芽依に追加点を献上。同15分に北原を下げてFW和田麻希を投入し、攻撃の活性化を図った。
するとC大阪は後半25分、敵陣中央でフリーキックを得ると、脇坂が右足で入れたボールを浅山がペナルティエリア内右から頭で折り返す。米田が押し込んで1点差に詰め寄った。
1点を追うC大阪はその後、エースの矢形を目指してボールを前進させた。最終ラインからパスで組み立てて、中盤の脇坂と荻久保を経由して攻撃を構築。両サイドの百濃と高和が加勢し、ゴール前に迫っていった。
C大阪は後半45分に高和、中谷に代えて同試合限りで現役を引退するDF善積わらい、DF森中陽菜を投入。同アディショナルタイム3分間で同点ゴールを目指したが、1-2のままタイムアップを迎えた。
C大阪は強豪に善戦も惜しくも勝ち点獲得には届かなかった。鳥居塚監督は試合後「追いつくチャンスもあったし、勝てるチャンスもあった中で、勝ち切ることができなかったことが今のチームの力だと思う」と課題を口に。「克服して、後期、そして皇后杯に臨みたい」とした。
WEリーグ初ゴールとなった米田は「嬉しいが、浅山のゴールだと思っている。自分は最後ゴールに詰めてボールを完全にいれようと思ったので、決められて良かった」と謙虚に喜ぶ。そのアシストの浅山は「(米田)博美が押し込んでくれて得点につながってよかった」としつつ、「2失点ともセットプレーでやられたのは自分たちの力不足を感じた」と敗戦を悔やんだ。


不発となったFW矢形海優


FW北原朱夏は先発出場でピッチへ


最終ラインからパスで組み立てたDF中谷莉奈


試合を構築したMF荻久保優里


DF浅山茉緩はアシストを記録
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2010年の創設時より共に歩んできたセレッソ大阪レディースのプロリーグ挑戦を通じて、選手の成長や女子プロサッカーの発展にも貢献し、女子プロスポーツの可能性の花を咲かせたいという想いを込めて、2023-24シーズンより、セレッソ大阪レディース オフィシャルプレミアムパートナーとしてチームをサポートしています!
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