WEリーグ初の滋賀県開催、悪天候の中で約4000人の観衆「凄く力になりました」…C大阪ヤンマーレディースは上位勢相手に連敗
[4.13 WEリーグ第17節 C大阪0-1浦和 平和堂HATOスタジアム]
WEリーグ第17節で、セレッソ大阪ヤンマーレディースは三菱重工浦和レッズレディースに0-1で敗れた。リーグ後半戦では初の連敗を喫した。
今節のC大阪のホームゲームは、WEリーグ初の滋賀県開催となる滋賀県彦根市にある平和堂HATOスタジアムで行われた。彦根市民招待デーとしても開催。あいにくの悪天候の中、3827人が集まって声援を送った。




シュート数は相手と3倍差をつけられた試合になったが、試合中は流れを掴む時間帯もあった。MF百濃実結香も「シュートの本数は少なかったかも知れないですが、フィニッシュに至るまでの意図はみんなの中で合っていたシーンもありました」と敗戦の中に光を見出していた。
リーグ後半戦に入ってまだ勝利のないC大阪。前節の日テレ・東京ベレーザ戦に続き、今節も優勝争いをする上位勢との対戦になった。スタメンは前節から2人を変更。DF筒井梨香が9試合ぶりに復帰。MF高和芹夏は2試合ぶりの先発復帰となった。
前半にあったC大阪のシュートシーンは前半38分、右サイドでボールを奪った高和がゴール前にグラウンダーのパスを出すと、走り込んだ百濃が左足で狙う。しかしシュートは枠上に飛んでしまい、先制することができない。


スコアレスで折り返した後半も浦和の攻撃を耐えていたC大阪だったが、24分、DF高橋はなのポストプレーから混戦を作られると、MF角田楓佳に押し込まれてしまう。シュートはGK山下莉奈の股下を抜けてしまった。
C大阪も後半26分、百濃がつけたパスからFW矢形海優がエリア手前に落とす。これに詰めたMF宮本光梨が右足を振るが、GK池田咲紀子の好セーブに防がれたシュートは、クロスバーに当たってゴールにはならなかった。
試合は0-1で終了。C大阪は前節に続く、1点差での敗戦になった。鳥居塚伸人監督は「選手自身が慌てずプレーすることも必要。チャンスで決め切れるチームになっていけば、また結果も変わったと思うので、その課題は引き続き改善していきたい」と気を引き締める。
第9節の長野戦以来の出場となった筒井はフル出場を果たした。ただ試合前からポイントに上げていた高橋の攻撃参加に対応しきれなかったことを反省。「上がってきた瞬間、(武者震いで)ちょっと笑ってしまいました」と振り返ると、「(失点シーンは)一番、悔しい。と崩されての失点なら諦めも付くのですが、あの場面はどうにかできたので…。一人のパワーでやられてしまった。少し慌ててしまったかな」と肩を落とした。


WEリーグ初の滋賀県開催のゲームで、悪天候にも関わらず約4000人の観客が詰めかけたことについては、一様に「力になった」と振り返る。鳥居塚監督が「多くの人が入ってくれたことで選手は一生懸命戦えた」と振り返れば、百濃は「雨の中、こんなにたくさんの方に来ていただいて、凄く力になりました」と感謝を語る。MF脇阪麗奈も「やっぱりパワーになりましたし、こういう試合ができたのも皆さんのおかげ」と話すと、「またたくさんの人がホームの試合に来てくれることを願って、自分たちも成長していきたい」と力に変えていた。

●WEリーグ2024-25特集
WEリーグ第17節で、セレッソ大阪ヤンマーレディースは三菱重工浦和レッズレディースに0-1で敗れた。リーグ後半戦では初の連敗を喫した。
今節のC大阪のホームゲームは、WEリーグ初の滋賀県開催となる滋賀県彦根市にある平和堂HATOスタジアムで行われた。彦根市民招待デーとしても開催。あいにくの悪天候の中、3827人が集まって声援を送った。




シュート数は相手と3倍差をつけられた試合になったが、試合中は流れを掴む時間帯もあった。MF百濃実結香も「シュートの本数は少なかったかも知れないですが、フィニッシュに至るまでの意図はみんなの中で合っていたシーンもありました」と敗戦の中に光を見出していた。
リーグ後半戦に入ってまだ勝利のないC大阪。前節の日テレ・東京ベレーザ戦に続き、今節も優勝争いをする上位勢との対戦になった。スタメンは前節から2人を変更。DF筒井梨香が9試合ぶりに復帰。MF高和芹夏は2試合ぶりの先発復帰となった。
前半にあったC大阪のシュートシーンは前半38分、右サイドでボールを奪った高和がゴール前にグラウンダーのパスを出すと、走り込んだ百濃が左足で狙う。しかしシュートは枠上に飛んでしまい、先制することができない。


スコアレスで折り返した後半も浦和の攻撃を耐えていたC大阪だったが、24分、DF高橋はなのポストプレーから混戦を作られると、MF角田楓佳に押し込まれてしまう。シュートはGK山下莉奈の股下を抜けてしまった。
C大阪も後半26分、百濃がつけたパスからFW矢形海優がエリア手前に落とす。これに詰めたMF宮本光梨が右足を振るが、GK池田咲紀子の好セーブに防がれたシュートは、クロスバーに当たってゴールにはならなかった。
試合は0-1で終了。C大阪は前節に続く、1点差での敗戦になった。鳥居塚伸人監督は「選手自身が慌てずプレーすることも必要。チャンスで決め切れるチームになっていけば、また結果も変わったと思うので、その課題は引き続き改善していきたい」と気を引き締める。
第9節の長野戦以来の出場となった筒井はフル出場を果たした。ただ試合前からポイントに上げていた高橋の攻撃参加に対応しきれなかったことを反省。「上がってきた瞬間、(武者震いで)ちょっと笑ってしまいました」と振り返ると、「(失点シーンは)一番、悔しい。と崩されての失点なら諦めも付くのですが、あの場面はどうにかできたので…。一人のパワーでやられてしまった。少し慌ててしまったかな」と肩を落とした。


WEリーグ初の滋賀県開催のゲームで、悪天候にも関わらず約4000人の観客が詰めかけたことについては、一様に「力になった」と振り返る。鳥居塚監督が「多くの人が入ってくれたことで選手は一生懸命戦えた」と振り返れば、百濃は「雨の中、こんなにたくさんの方に来ていただいて、凄く力になりました」と感謝を語る。MF脇阪麗奈も「やっぱりパワーになりましたし、こういう試合ができたのも皆さんのおかげ」と話すと、「またたくさんの人がホームの試合に来てくれることを願って、自分たちも成長していきたい」と力に変えていた。


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2010年の創設時より共に歩んできたセレッソ大阪レディースのプロリーグ挑戦を通じて、選手の成長や女子プロサッカーの発展にも貢献し、女子プロスポーツの可能性の花を咲かせたいという想いを込めて、2023-24シーズンより、セレッソ大阪レディース オフィシャルプレミアムパートナーとしてチームをサポートしています!
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