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三笘薫、シーズンへ期待感たっぷりの日本ツアー「まだまだ100%には」パリ五輪代表にもエール「期待できるものがある」

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[7.28 親善試合 ブライトン4-2東京V 国立]

 日本凱旋マッチは約半年ぶりの復帰戦となったMF三笘薫だが、シーズンに期待を抱かせるに十分のプレーをみせる2試合になった。

 24日の鹿島戦に続き、この日も前半45分のみのプレーとなったが、観客を沸かせるプレーを連発。前半33分にはかかとを使ったトリッキーなプレーには、スタンドから感嘆の声が漏れていた。

 ただブライトンと平均15度以上も違う日本で数日間を過ごしたことで、チームには疲労の色がみえたという。それでも連勝という結果を残せたことで、三笘も「最低限の結果は得れた。2試合勝てたことはいい弾みなった」とポジティブに捉えた。

「僕自身もまだまだ100%には行っていない。ギアを上げないといけない。今回のプレシーズンは問題なくできましたけど、シーズンは長いのでいろんな怪我のリスクもやってくると思うけど、しっかりと対応していきたい」

 また現在開催中のパリオリンピックで好成績をみせるサッカー男子日本代表についてもエールを送る。ハイライトしか見れていないというが、「粘り強く戦っていてグループリーグ突破は素晴らしいなと思いますし、これから厳しい戦いになると思うけど、まとまりだったり、クオリティをみれば期待できるものがある」と自分たちが3年前に成し遂げられなかったメダル獲得への期待を語った。

 そしてA代表にも勢いを引き込みたいところ。9月にはワールドカップアジア最終予選も始まる。三笘は「移動の中で調整しないといけないときもある。一人一人の個人のスキルやフィジカルが直結しやすい。1試合の負荷が下がれば下がるほど次の準備が楽になる。プレミアで全力を出す中で、コントロールしたり、結果を出しながらコンディションを考えていきたい」と中心選手としての自覚を強めていた。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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