レスター・シティの指揮官に就任したルート・ファン・ニステルローイ監督が初陣で白星をもたらした。

　マンチェスター・Uのコーチを務めていたファン・ニステルローイ氏は、10月28日にエリック・テン・ハフ前監督の解任を受け、暫定監督に就任。すると、指揮を執った4試合を3勝1分けの無敗で乗り切り、ルベン・アモリム監督へとバトンを渡すこととなった。

　アモリム新監督就任に伴い、去就が注目されたファン・ニステルローイ氏はコーチには復帰せず。マンチェスター・Uからの退団が発表されると、11月30日にはレスター監督就任が正式発表された。

　同日に開催されたプレミア第13節ブレントフォード戦をスタンドから見守ったファン・ニステルローイ氏にとって、初陣となった3日のプレミア第14節ウエスト・ハム戦。試合開始早々の前半2分にFWジェイミー・バーディの得点で先制し、その後2点を加点すると、ウエスト・ハムの反撃を1点に抑えて3-1の勝利をもたらして新体制白星発進を成功させた。

　英『BBC』によると、ファン・ニステルローイ監督は「改善すべき点はたくさんあるけど、3ポイントを獲得できたことにとても満足しているよ」と語っている。

「クラブで働き始めて3日目。皆と顔を合わせるのにとても忙しかったけど、皆がそれに関わり、手伝ってくれた。忙しい日々だったけど、やりがいがあったね」

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