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田中碧が途中出場からボール回収で存在感もまさかの途中交代…リーズ指揮官は“インアウト”決断後に直接説明

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インアウト交代後、田中に声をかける指揮官

[11.23 プレミアリーグ第12節 リーズ 1-2 アストン・ビラ]

 リーズのMF田中碧が23日、アストン・ビラ戦で前半に急遽途中出場するも後半途中に交代で下がる“インアウト”となった。ダニエル・ファルケ監督はピッチから退く田中に向かって熱心に理由を伝える様子が中継に映されていた。

 試合は前半8分、意外な形で動いた。リーズがペナルティエリア手前右からのFKを獲得し、MFショーン・ロングスタッフがゴール前にクロスを送る。飛び込んだDFガブリエル・グズムンドソンはスライディングで触れるのが精一杯だったが、ゴール前に高く上がったボールに対してFWルーカス・ヌメチャがGKエミリアーノ・マルティネスに体を寄せてキャッチを妨害。ボールは落下点にジャンプして入ったMFアントン・シュタハに当たってゴール方向へ跳ね返り、これはアストン・ビラのDFエズリ・コンサが掻き出したもののヌメチャに当たってゴールに吸い込まれた。

 先制したリーズだったが、得点シーンでシュタハが背中から地面に落ちるような形になって負傷。一旦はプレーを続けたものの同23分に田中との交代を余儀なくされた。

 緊急出場の田中は中盤でパスカットを何度も成功させてトラブルにも難なく対応した。前半アディショナルタイムにはルーズボールにスライディングで触れた際にMFブバカル・カマラへのファウルを取られてイエローカードを提示されるも、前半のラストプレーではボール奪取でカウンターの起点になるかというプレー。しかし主審は前半終了の笛を吹き、ホームのリーズサポーターからはブーイングが鳴り響いた。

 ところがアストン・ビラは後半3分、ハーフタイム明けから出場したMFドニエル・マレンのグラウンダーのクロスをFWモーガン・ロジャーズが角度のないところから左足で合わせて追いついた。その後はオープンな展開で両チームが速攻を仕掛けていき、チャンスを作りながらも2点目は生まれず時間が経過した。

 そうした中でファルケ監督は後半26分、田中に代えてMFドミニク・カルバート・ルーウィンを投入。後半には田中がアドバンテージで流れた場面を含めて2回ほどファウルをしていたため退場を避けるためか、ほかの戦術的要因かは不明だが、中盤でのボール回収で存在感を発揮していただけにまさかのインアウトとなった。

 リーズは田中の交代から4分後、ロジャーズにFKを直接決められて1-2の逆転負けを喫した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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