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アジア杯で日本撃破のイランが4大会連続7回目のW杯出場決定!! 無敗継続で3か国目の予選突破国に

アジア杯で日本を破ったイラン代表

[3.25 W杯最終予選 イラン 2-2 ウズベキスタン]

 北中米ワールドカップアジア最終予選は25日、A組第8節を行い、イラン代表が2試合を残して4大会連続7回目のW杯出場を決めた。ウズベキスタン代表との上位直接対決で2度にわたって先行される展開となったが、FWメフメド・タレミの2ゴールで追いつき、6勝2分の無敗で2位以内を確定させた。

 勝ち点19のイランと、同16のウズベキスタンによる上位対決。イランは前半15分、ウズベキスタンFWエルドル・ショムロドフの空中戦で起点を作られると、MFファルフ・サイフィエフのクロスをMFホジマト・エルキノフに沈められ、先制点を献上した。

 後半7分にはFWサルダル・アズムンのポストプレーからタレミが豪快な右足ボレーシュートを決め、同点に追いつくも、わずか1分後の同8分にMFアボスベク・ファイズラエフのクロス気味のFKを誰もクリアできず、そのままボールがゴールに吸い込まれる形で失点。またしてもリードを許した。

 それでも後半38分、最後はエースがまたも結果を出した。右に開いた途中出場FWアリ・ホリザデフのクロスがゴール前に送り込まれると、相手DFに次々と当たったボールがゴール前にこぼれ、これにタレミが反応。この日2点目となるゴールで同点に追いついた。

 終盤はウズベキスタンが猛攻を仕掛けたが、そのまま試合はタイムアップ。昨年1〜2月のアジア杯準々決勝で日本を破ったイランが残り2試合で勝ち点を20とし、現在3位につける今節未消化のUAEとの勝ち点差を10に広げて2位以内を確定させた。

 北中米W杯はこれまで開催国のアメリカ、カナダ、メキシコに加え、地域予選から日本、ニュージーランドの突破が決まっており、イランは全体で6か国目、予選参加国で3か国目のW杯出場国となった。

●北中米W杯アジア最終予選特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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