関西大北陽はNBC in 堺ユースフェスで準優勝。見つめ直し、躍進した伝統校は選手権で「下から食いに行く」
[7.23 NBCin堺ユースフェス決勝 流通経済大柏高 1-0 関西大北陽高 J-GREEN堺]
前身の北陽高時代に選手権、インターハイで優勝している関西大北陽高(大阪)が、「ニューバランスカップ(NBC) in 堺ユースサッカーフェスティバル(2024)」で準優勝。インターハイ予選で敗れている近大附高(大阪)に決勝トーナメント1回戦(1-0)でリベンジし、その後、プレミアリーグ勢の鹿児島城西高(鹿児島)を6-0、草津東高(滋賀)を1-0で下して決勝へ駒を進めた。
決勝ではプレミアリーグEASTで優勝争いを演じている流通経済大柏高(千葉)と激突。関大北陽は受け身になることなく、前からのプレッシングで前半から対抗した。ボールを保持しながら前進してくる相手をサイドへ追い込み、球際でも健闘。MF岡野瑛心主将(3年)は「(1月の)裏選手権で流経とはやってて、1-2やったんで、ここはもう一回食いに行きたいっていうところがあった」と説明する。
前半は「チームのリズム悪い時とかに一個、自分の個人のプレーだけで相手から流れを持ってこれるっていうところが自分がやりたいところなんで。(今大会は)そこは出せたかなと思います」という岡野らが高い位置で奪い返しに成功し、MF宮垣健人(2年)がワンツーからフィニッシュへ持ち込むなどシュート数を増やした。


前半ラストプレーでCKから失点し、相手がよりボール保持に時間を掛けてきた後半は我慢の展開が続いた。だが、3年生中心の4バックやGK小出新汰(3年)が踏ん張り、追加点を許さない。
「(力がないと)自分たちがしっかりと分かってるから、守備をきちっと作ろう」(矢田竜之監督)と取り組んできたことを表現。ゴール前でほとんど隙を見せずに守り続ける。そして、宮垣の仕掛けやセットプレーで反撃。なかなか攻撃回数を増やすことができず、同点に追いつくことはできなかったが、強敵を最後まで苦しめて見せた。




今大会は四国学院大香川西高(香川)との初戦で思うような戦いができずに1-1で引き分け。矢田監督から厳しい言葉を受け、3年生から変わろうとしてきたという。「『もう一回強度を上げて食いに行く』っていうところを夏休み入る前に口で言ってたんですけど、いざ入っていった時に凄いヌルい入りやったんで、『もう一回自分たちで行動を見つめ直す』っていうところで、入り直すことができたんじゃないかと思います」(岡野)
選手たちは、自分たちが良い戦いをするために何が必要なのか、再確認することもできたようだ。矢田監督は「(春先は)自分たちが味方のことを思って、グッとゴール前に入ってたりっていうのができていた」。シーズンが進む中で、その繋がりを欠いてしまい、結果が出ない時期も。だが、今大会では見つめ直し、味方を信じてゴール前に人数を掛けた攻撃や、粘り強い守備を表現し、結果に結びつけた。
大目標の選手権予選へ向けて岡野は、「ここからもう一回、自分たちの守備のところから攻撃の速さっていうところで大阪の大会(選手権予選)もしっかり勝てるように、夏の苦しいトレーニングとゲームを超えていきたいと思います。自分たちが『下から食いに行く』っていう気持ちを持って、大阪の大会しっかり勝ち切って、 流経とか全国の強豪と戦えるように準備していきたいと思います」。優勝を目指し、激戦区・大阪府予選で「下から食いに行く」。
(取材・文 吉田太郎)
前身の北陽高時代に選手権、インターハイで優勝している関西大北陽高(大阪)が、「ニューバランスカップ(NBC) in 堺ユースサッカーフェスティバル(2024)」で準優勝。インターハイ予選で敗れている近大附高(大阪)に決勝トーナメント1回戦(1-0)でリベンジし、その後、プレミアリーグ勢の鹿児島城西高(鹿児島)を6-0、草津東高(滋賀)を1-0で下して決勝へ駒を進めた。
決勝ではプレミアリーグEASTで優勝争いを演じている流通経済大柏高(千葉)と激突。関大北陽は受け身になることなく、前からのプレッシングで前半から対抗した。ボールを保持しながら前進してくる相手をサイドへ追い込み、球際でも健闘。MF岡野瑛心主将(3年)は「(1月の)裏選手権で流経とはやってて、1-2やったんで、ここはもう一回食いに行きたいっていうところがあった」と説明する。
前半は「チームのリズム悪い時とかに一個、自分の個人のプレーだけで相手から流れを持ってこれるっていうところが自分がやりたいところなんで。(今大会は)そこは出せたかなと思います」という岡野らが高い位置で奪い返しに成功し、MF宮垣健人(2年)がワンツーからフィニッシュへ持ち込むなどシュート数を増やした。


MF岡野瑛心主将がボールを奪って前進する
前半ラストプレーでCKから失点し、相手がよりボール保持に時間を掛けてきた後半は我慢の展開が続いた。だが、3年生中心の4バックやGK小出新汰(3年)が踏ん張り、追加点を許さない。
「(力がないと)自分たちがしっかりと分かってるから、守備をきちっと作ろう」(矢田竜之監督)と取り組んできたことを表現。ゴール前でほとんど隙を見せずに守り続ける。そして、宮垣の仕掛けやセットプレーで反撃。なかなか攻撃回数を増やすことができず、同点に追いつくことはできなかったが、強敵を最後まで苦しめて見せた。


主力の負傷欠場もあったDFラインだが、CB中村幸誠中心に1失点


MF宮垣健人が攻め上がり、クロスを上げる
今大会は四国学院大香川西高(香川)との初戦で思うような戦いができずに1-1で引き分け。矢田監督から厳しい言葉を受け、3年生から変わろうとしてきたという。「『もう一回強度を上げて食いに行く』っていうところを夏休み入る前に口で言ってたんですけど、いざ入っていった時に凄いヌルい入りやったんで、『もう一回自分たちで行動を見つめ直す』っていうところで、入り直すことができたんじゃないかと思います」(岡野)
選手たちは、自分たちが良い戦いをするために何が必要なのか、再確認することもできたようだ。矢田監督は「(春先は)自分たちが味方のことを思って、グッとゴール前に入ってたりっていうのができていた」。シーズンが進む中で、その繋がりを欠いてしまい、結果が出ない時期も。だが、今大会では見つめ直し、味方を信じてゴール前に人数を掛けた攻撃や、粘り強い守備を表現し、結果に結びつけた。
大目標の選手権予選へ向けて岡野は、「ここからもう一回、自分たちの守備のところから攻撃の速さっていうところで大阪の大会(選手権予選)もしっかり勝てるように、夏の苦しいトレーニングとゲームを超えていきたいと思います。自分たちが『下から食いに行く』っていう気持ちを持って、大阪の大会しっかり勝ち切って、 流経とか全国の強豪と戦えるように準備していきたいと思います」。優勝を目指し、激戦区・大阪府予選で「下から食いに行く」。
(取材・文 吉田太郎)


