インハイ準優勝・神村学園相手に「やってやろう」。興國は失点にも怯まず2年生MF安田光翔やMF宮崎優二らが特長発揮し、4-3で撃ち勝つ
[8.13 ECLOGA 2024 IN ナラディーア 神村学園高 3-4 興國高 ナラディーア]
13日、「ECLOGA 2024 IN ナラディーア」予選リーグでインターハイ準優勝の神村学園高(鹿児島)と興國高(大阪)が対戦し、興國が4-3で競り勝った。
この日、抜群の突破力を披露した興國MF安田光翔(2年)は、「今日は相手、神村だったんで、準優勝してて、自分たちもやっぱチャレンジャーなんで気合も入ってたし、そういう面では『やってやろう』っていう思いはありました」と振り返る。2点リードを追いつかれる展開となったが、怯まずに攻め続け、撃ち勝った。
序盤から激しく攻め合う展開となった。神村学園はプロ注目のFW名和田我空(3年)や大型MF鈴木悠仁(3年)が不在だったが、インターハイでも活躍したFW徳村楓大(2年)の突破などからシュートシーンを作り出していく。


対する興國は、GK高山颯大(3年)の鋭いセービングなどで凌いで反撃する。安田が圧倒的なスピードと正確なファーストタッチから仕掛けてラストパスやシュート。また、MF宮崎優二(3年)や10番MF久松大燿(3年)が係わる形からゴール前のシーンを作り出した。
だが、主軸を欠く中でも切り替えが速く、精度も発揮する神村学園が先制点を奪う。前半40分、中盤で存在感を放ったMF松下永遠(3年)がショートコンビネーションで右中間を打開。徳村がドリブルでDFを振り切り、右足シュートを放つ。最後はこぼれ球をFW崎浜魁人(3年)がゴールへ押し込んだ。
だが、興國は後半3分、敵陣でボールを奪うと、久松が一気にドリブルで持ち上がり、右足で同点ゴール。さらに5分、MF尾形祐輔(3年)がクロスバー直撃の左足FK。最後は混戦からCB國岡俊哉(3年)が頭でゴールを破った。


さらに9分、宮崎のラストパスから久松が右足シュートを決め切り、3-1。その後も六車拓也監督が「守備も頑張れるようになっているし、中での仕事もできるようになってきている」と評した安田が、個で仕掛けてクロスバー直撃の左足シュートを放つなど勢いを緩めない。


興國は今夏のインターハイ初戦で静岡学園高と対戦。安田が先制ゴールを決めたが、チーム全体が相手の守備強度の高さなどの前に受け身になってしまった。安田は「自分もそんなに前向きなプレーができなくて、で、あまり出しきれなかった」。より高いレベルで戦えるようになるために、相手を見て自分でボールを引き出す部分、守備強度の必要性も今季の戦いで実感。それを表現しながら、圧倒的な突破力、スピードを発揮している。
連続失点を喫した神村学園だが、20分にDF山下和真(3年)が右足ミドルを突き刺して1点差。さらに徳村やMF佐々木悠太(2年)がチャンスを生み出すと、27分にセットプレーの流れから松下が右足で同点ゴールをねじ込んだ。




それでも、興國は回収力を発揮していたMF樺山文代志(2年)がドリブルシュートを放ったほか、GK高山のビッグセーブで4点目の失点を阻止。そして36分、右中間でボールを持った宮崎がドリブルで右中間を切り裂いてマイナスのラストパスを送る。これを交代出場FW仲谷蓮斗(3年)が右足で決め、強敵を破った。




勝った興國の安田は、「後半立ち上がりにいい形で追加点とか取れて、行けるかなと思ったんですけど、やっぱ神村は取り返す力があった。でも、自分たちが怯まずに最後、点取れて勝てたのは良かったなと思います」と胸を張る。また、久松は「ベンチとかハーフタイムの時とか、自分たちでコミュニケーション取ったりすることが増えてきたんで、ムグさん(六車監督)が言ってる『主体的に』っていうところが少しずつできてきてるかなと思います」とコメント。初のインターハイなどの経験を糧に、シーズン後半へ向けて変わることができているようだ。
安田は「やっぱり日本代表やったら、三笘(薫)選手みたいな縦にも強くて、結果も出せる。自分一人の力でチャンスを作れる選手になりたいです」。選手権の目標はまず、大阪制覇。そして、「(興國は)全国でもまだ1勝もできてないので、まず1勝して、もっと上のレベルへ行って優勝したいと思います」と掲げた。プリンスリーグ関西1部で無敗首位のチームはプレミアリーグ初昇格も目標。個人、チームが成長し、目標を達成する。
(取材・文 吉田太郎)
13日、「ECLOGA 2024 IN ナラディーア」予選リーグでインターハイ準優勝の神村学園高(鹿児島)と興國高(大阪)が対戦し、興國が4-3で競り勝った。
この日、抜群の突破力を披露した興國MF安田光翔(2年)は、「今日は相手、神村だったんで、準優勝してて、自分たちもやっぱチャレンジャーなんで気合も入ってたし、そういう面では『やってやろう』っていう思いはありました」と振り返る。2点リードを追いつかれる展開となったが、怯まずに攻め続け、撃ち勝った。
序盤から激しく攻め合う展開となった。神村学園はプロ注目のFW名和田我空(3年)や大型MF鈴木悠仁(3年)が不在だったが、インターハイでも活躍したFW徳村楓大(2年)の突破などからシュートシーンを作り出していく。


前半、神村学園はFW崎浜魁人らがゴールへ迫り、先制点
対する興國は、GK高山颯大(3年)の鋭いセービングなどで凌いで反撃する。安田が圧倒的なスピードと正確なファーストタッチから仕掛けてラストパスやシュート。また、MF宮崎優二(3年)や10番MF久松大燿(3年)が係わる形からゴール前のシーンを作り出した。
だが、主軸を欠く中でも切り替えが速く、精度も発揮する神村学園が先制点を奪う。前半40分、中盤で存在感を放ったMF松下永遠(3年)がショートコンビネーションで右中間を打開。徳村がドリブルでDFを振り切り、右足シュートを放つ。最後はこぼれ球をFW崎浜魁人(3年)がゴールへ押し込んだ。
だが、興國は後半3分、敵陣でボールを奪うと、久松が一気にドリブルで持ち上がり、右足で同点ゴール。さらに5分、MF尾形祐輔(3年)がクロスバー直撃の左足FK。最後は混戦からCB國岡俊哉(3年)が頭でゴールを破った。


後半5分、興國CB國岡俊哉が勝ち越しヘッド
さらに9分、宮崎のラストパスから久松が右足シュートを決め切り、3-1。その後も六車拓也監督が「守備も頑張れるようになっているし、中での仕事もできるようになってきている」と評した安田が、個で仕掛けてクロスバー直撃の左足シュートを放つなど勢いを緩めない。


後半3分、興國MF久松大燿がDFを振り切り、自身1点目のゴール
興國は今夏のインターハイ初戦で静岡学園高と対戦。安田が先制ゴールを決めたが、チーム全体が相手の守備強度の高さなどの前に受け身になってしまった。安田は「自分もそんなに前向きなプレーができなくて、で、あまり出しきれなかった」。より高いレベルで戦えるようになるために、相手を見て自分でボールを引き出す部分、守備強度の必要性も今季の戦いで実感。それを表現しながら、圧倒的な突破力、スピードを発揮している。
連続失点を喫した神村学園だが、20分にDF山下和真(3年)が右足ミドルを突き刺して1点差。さらに徳村やMF佐々木悠太(2年)がチャンスを生み出すと、27分にセットプレーの流れから松下が右足で同点ゴールをねじ込んだ。


神村学園は後半20分、DF山下和真が右足ミドルを決めて1点差


後半28分、MF松下永遠(15番)が同点ゴール
それでも、興國は回収力を発揮していたMF樺山文代志(2年)がドリブルシュートを放ったほか、GK高山のビッグセーブで4点目の失点を阻止。そして36分、右中間でボールを持った宮崎がドリブルで右中間を切り裂いてマイナスのラストパスを送る。これを交代出場FW仲谷蓮斗(3年)が右足で決め、強敵を破った。


興國MF宮崎優二は鮮やかなドリブル突破から決勝点をアシスト


後半36分、興國FW仲谷蓮斗(右)が決勝点
勝った興國の安田は、「後半立ち上がりにいい形で追加点とか取れて、行けるかなと思ったんですけど、やっぱ神村は取り返す力があった。でも、自分たちが怯まずに最後、点取れて勝てたのは良かったなと思います」と胸を張る。また、久松は「ベンチとかハーフタイムの時とか、自分たちでコミュニケーション取ったりすることが増えてきたんで、ムグさん(六車監督)が言ってる『主体的に』っていうところが少しずつできてきてるかなと思います」とコメント。初のインターハイなどの経験を糧に、シーズン後半へ向けて変わることができているようだ。
安田は「やっぱり日本代表やったら、三笘(薫)選手みたいな縦にも強くて、結果も出せる。自分一人の力でチャンスを作れる選手になりたいです」。選手権の目標はまず、大阪制覇。そして、「(興國は)全国でもまだ1勝もできてないので、まず1勝して、もっと上のレベルへ行って優勝したいと思います」と掲げた。プリンスリーグ関西1部で無敗首位のチームはプレミアリーグ初昇格も目標。個人、チームが成長し、目標を達成する。
(取材・文 吉田太郎)



