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[NBCS U-16]前日黒星発進も決勝T進出をかけた戦いで技巧派たちが躍動。昌平が大阪桐蔭に3発勝利し、予選リーグ突破 !

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3発勝利の昌平高が予選リーグ突破

[9.14 NBCS U-16予選リーグBブロック第3節 昌平高 3-1 大阪桐蔭高 時之栖うさぎ島1]

“全国大会級のU-16大会”「NEW BALANCE CHAMPIONSHIP 2025 U-16」は14日午前、予選リーグ最終節を行った。Bブロックの昌平高(埼玉)対大阪桐蔭高(大阪)は、3-1で昌平が勝利。昌平は2勝1敗のBブロック2位で決勝トーナメント進出を決めた。

 昌平は前日、雨中で開催された高知高(高知)との初戦を0-2で敗戦。同日の第2節では大同大大同高(愛知)に1-0で競り勝ったものの、チームリーダーのDF藤縄瑛士は「ピッチ関係なく、昌平らしいサッカーができなかった」と首を振る。それでも、負ければ予選リーグ敗退の可能性もあった大阪桐蔭戦で技巧派たちが躍動。会心の試合内容で勝ち切り、決勝トーナメント進出を決めた。

 昌平はGK渡辺優飛、DF増井亮太、藤縄、田崎蒼人、MF屋宜葵、矢野修誠、押江颯人、長谷川昂星、播磨隼佑、佐藤芯、FW寺島和の先発11人で試合をスタートした。

 一方の大阪桐蔭はここまで1分1敗。先発はGK本村鋭士、DF加茂大知、吉田慈温、清水直弥、岡田恵達、MF正本未波、山崎真人、羽坂保純、笠井優雅、橋野笑空、FW十市大和の11人で逆転での決勝トーナメント進出を目指した。

 立ち上がりから昌平が猛プッシュ。右の押江を中心に個人技とグループでの崩しで大阪桐蔭ゴールに迫る。7分には、連続攻撃から長谷川がPKを獲得。これを押江が左足で決めて先制した。

 昌平はその後も屋宜や矢野がセカンドボールを回収して主導権を渡さない。ボールを保持し、佐藤と播磨のワンツーや3連続でのCKなどで相手に圧力。また、「縦パス差すとか、運んで攻撃の起点になるのが得意なんで。それが昨日と違って出来たプレーだから、良かったです」という藤縄や田崎が積極的に持ち上がるなど、ポジション関係なく攻め上がっていた。

 だが、大阪桐蔭も空中戦に強い清水やプレスバックを徹底する橋野らが奮闘。ボールを奪い返し、羽坂や十市のキープ力や笠井の展開力などを活かして攻め返そうとする。だが、昌平はGK渡辺やDF増井らDF陣も含めてなかなか隙を見せない。

 昌平は前半25分に早くもカードを切り、MF岩堀匠隼をボランチへ投入。その直後、大阪桐蔭が同点に追いつく。連続攻撃から正本が左へさばき、橋野が縦に仕掛けてラストパス。このこぼれ球を山崎が左足で右隅に決め、1-1とした。

 だが、昌平は後半3分に勝ち越す。屋宜の左クロスから寺島がヘディングシュート。こぼれ球を自ら押し込んだ。後半、昌平は交代出場の岩堀やDF大塚翔太朗がチームを活性化。ボールを保持しながらゲームをコントロールし、寺島や佐藤、屋宜、押江が次々とシュートへ持ち込んだ。

 ただし、大阪桐蔭は相手選手を簡単には離さず、ゴール前に入ってくるボールをアンカーの正本や、加茂、吉田、清水、岡田のDF陣、GK本村らがクリア。そして、橋野の前方のスペースを狙うなど、押し返そうとする。だが、相手の切り替えの速い守備の前に、なかなか攻撃の時間を増やすことができなかった。

 昌平はMF上杉晃生、MF茂田和楽、MF沼本詠太、大阪桐蔭もMF片山瑛人を投入して迎えた23分、昌平は長谷川が縦に差し込み、寺島がDFを外してからの左足シュートで追加点を挙げる。

 その後、大阪桐蔭はGK西林嶺、DF住村比佑斗、MF田中誠悟、FW武藤涼空、FW能勢海司を同時投入。パスを繋いで反撃するも、GK中辻結太の守るゴールを破ることはできず、昌平が3-1で勝利した。

 昌平の日野口廉コーチは、3度目の優勝を狙う今大会の狙いについて、「目の前の一戦一戦をベストのパフォーマンスで。それがどういう環境下であれ、自分たちのサッカーを見失わずに、その状況で相手見ながら、ちゃんと相手の逆取って、内容にも、結果にこだわるっていうところです。目の前の相手にどれだけ自分たちの最高のパワーマンスを出して、いい課題を抽出できるか」と説明する。

 昌平はFW小見洋太(現・柏)ら多くJリーガーがこの「NEW BALANCE CHAMPIONSHIP U-16」から飛躍。藤縄は「やっぱり先輩たちも、このニューバランスカップっていう大会でみんないい結果残してるから、俺たちもやっぱり負けられないから、絶対優勝したいです」と力を込めた。昌平は決勝トーナメント1回戦で帝京長岡高(新潟)と対戦。自分たちのスタイルを表現して難敵を突破し、頂点に近づく。

昌平のDF藤縄瑛士は3バックの中央で活躍

前半25分、大阪桐蔭はMF山崎真人が同点ゴール

(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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