[MOM5214]清水ユースDF針生涼太(3年)_強気の仕掛けと左足クロスに今季初ゴールも。注目左SBがU-17W杯へアピール
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.20 プリンスリーグ東海第12節 富士市立高 0-3 清水ユース 富士市立高G]
トップチーム昇格の俊足レフティが、特長を発揮して3-0の快勝に貢献。U-17ワールドカップメンバー入りへアピールした。
清水エスパルスユースのU-17日本代表DF針生涼太(3年=FCフォーリクラッセ仙台出身)は前半2分、左サイドで縦への動きから左足クロス。「(中村)扇大もいたので、上げたら何かやってくれるかなっていう思いで蹴りました」というボールはFW中村扇大(3年)の下へ正確に到達し、MF土居佑至(3年)の先制ゴールに結びついた。
針生は先制点の起点となったファーストプレーによって、「『今日、行ける感じだな』っていうのが掴めて、自信持ってクロスを上げれました」。ピッチコンディションに苦しむ選手も多い中で、注目左SB(サイドバック)は存在感のある動き。飛び込んでくる相手を3度4度と外して前進し、クロスに持ち込んでいた。
「いつもノボリさん(澤登正朗監督)には『相手が2人いても仕掛けろ』って言われてるんで、自分はやり切ることを大事にして、中が決めてくれればっていう思いで。今日はドリブルも上手くいってたんで、それでいい試合運びができたと思います」
この日は、他会場を視察予定だったU-17日本代表の廣山望監督がその移動前に「前半だけでも」と急遽、富士市立高グラウンドに来場。針生はその前で持ち味のスピードと左足を判断良く発揮することに成功した。後半にはヘディングでの跳ね返しや対人守備を堅実に実行。攻撃面では前方を塞がれ、前半のように攻め切ることができていなかったが、後半33分に右CKの流れから左足で今季初ゴールを決めた。
そして、自陣ゴール前から敵陣まで駆け寄ってくれたGK後藤悠貴(3年)とグータッチからのゴールパフォーマンス。「初ゴールだったんで嬉しかったです。あれ(パフォーマンス)は最近、『ROOKIES(ルーキーズ)」っていう昔のドラマのワンシーンです。GKと自分で決めたら『やろう』と」。針生は元々アタッカーで、昨年はプリンスリーグ東海で13得点をマーク。今季、左SBに挑戦中の針生は待望のゴールに喜びを爆発させていた。
チームは快勝し、針生にとっても11月に開催されるU-17ワールドカップメンバー入りへアピールの90分間に。針生は「(4月の)アジアカップ終わってからまだ1回も(U-17日本代表に)選ばれてないんで、自チームで活躍してアピールするしかないと思っています。その中で廣山さんがたまたま来ている試合で得点だったり良いがプレーできたと思うんで、そこはアピールになったかなと思っています」と微笑んだ。
U17アジアカップでは左WB(ウイングバック)として攻撃力を発揮し、U-17ワールドカップ出場権獲得に貢献。だが、「もうちょい積極的に仕掛けれたかなというのはありました」と振り返る。当時よりも、清水ユース・澤登監督から求められてきた強気に仕掛ける部分や、相手に応じた守備対応も向上。残り1か月間、世界と勝負できる力を示す意気込みだ。
高校進学時に宮城から静岡の清水ユースへ。3年間で成長し、トップチーム昇格を勝ち取った。清水ユースにも恩返しして次のステージへ。「トップ上がるために、プロになるために清水に来たんで、その目標を達成できたことは嬉しいですし、その恩返しとしてやっぱりプレミアリーグに上げなきゃいけないと思うんで、そこはリーグ戦1試合1試合勝ちを積んで、まず(プレミアリーグの)プレーオフに出場して、そこで勝てるようにしたいです」と誓った。
残り3か月弱となった2025年シーズン、U-17ワールドカップでの活躍と、清水ユースのプレミアリーグ昇格を実現すること。そして来年、「トップ昇格するだけじゃまだまだ足りない」「トップでどれだけ活躍できるか」「自分で打開できる選手に」と自身に求めてプロでのキャリアをスタートする。






(取材・文 吉田太郎)
●高円宮杯プリンスリーグ2025特集
●U-17ワールドカップ2025特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中
[9.20 プリンスリーグ東海第12節 富士市立高 0-3 清水ユース 富士市立高G]
トップチーム昇格の俊足レフティが、特長を発揮して3-0の快勝に貢献。U-17ワールドカップメンバー入りへアピールした。
清水エスパルスユースのU-17日本代表DF針生涼太(3年=FCフォーリクラッセ仙台出身)は前半2分、左サイドで縦への動きから左足クロス。「(中村)扇大もいたので、上げたら何かやってくれるかなっていう思いで蹴りました」というボールはFW中村扇大(3年)の下へ正確に到達し、MF土居佑至(3年)の先制ゴールに結びついた。
針生は先制点の起点となったファーストプレーによって、「『今日、行ける感じだな』っていうのが掴めて、自信持ってクロスを上げれました」。ピッチコンディションに苦しむ選手も多い中で、注目左SB(サイドバック)は存在感のある動き。飛び込んでくる相手を3度4度と外して前進し、クロスに持ち込んでいた。
「いつもノボリさん(澤登正朗監督)には『相手が2人いても仕掛けろ』って言われてるんで、自分はやり切ることを大事にして、中が決めてくれればっていう思いで。今日はドリブルも上手くいってたんで、それでいい試合運びができたと思います」
この日は、他会場を視察予定だったU-17日本代表の廣山望監督がその移動前に「前半だけでも」と急遽、富士市立高グラウンドに来場。針生はその前で持ち味のスピードと左足を判断良く発揮することに成功した。後半にはヘディングでの跳ね返しや対人守備を堅実に実行。攻撃面では前方を塞がれ、前半のように攻め切ることができていなかったが、後半33分に右CKの流れから左足で今季初ゴールを決めた。
そして、自陣ゴール前から敵陣まで駆け寄ってくれたGK後藤悠貴(3年)とグータッチからのゴールパフォーマンス。「初ゴールだったんで嬉しかったです。あれ(パフォーマンス)は最近、『ROOKIES(ルーキーズ)」っていう昔のドラマのワンシーンです。GKと自分で決めたら『やろう』と」。針生は元々アタッカーで、昨年はプリンスリーグ東海で13得点をマーク。今季、左SBに挑戦中の針生は待望のゴールに喜びを爆発させていた。
チームは快勝し、針生にとっても11月に開催されるU-17ワールドカップメンバー入りへアピールの90分間に。針生は「(4月の)アジアカップ終わってからまだ1回も(U-17日本代表に)選ばれてないんで、自チームで活躍してアピールするしかないと思っています。その中で廣山さんがたまたま来ている試合で得点だったり良いがプレーできたと思うんで、そこはアピールになったかなと思っています」と微笑んだ。
U17アジアカップでは左WB(ウイングバック)として攻撃力を発揮し、U-17ワールドカップ出場権獲得に貢献。だが、「もうちょい積極的に仕掛けれたかなというのはありました」と振り返る。当時よりも、清水ユース・澤登監督から求められてきた強気に仕掛ける部分や、相手に応じた守備対応も向上。残り1か月間、世界と勝負できる力を示す意気込みだ。
高校進学時に宮城から静岡の清水ユースへ。3年間で成長し、トップチーム昇格を勝ち取った。清水ユースにも恩返しして次のステージへ。「トップ上がるために、プロになるために清水に来たんで、その目標を達成できたことは嬉しいですし、その恩返しとしてやっぱりプレミアリーグに上げなきゃいけないと思うんで、そこはリーグ戦1試合1試合勝ちを積んで、まず(プレミアリーグの)プレーオフに出場して、そこで勝てるようにしたいです」と誓った。
残り3か月弱となった2025年シーズン、U-17ワールドカップでの活躍と、清水ユースのプレミアリーグ昇格を実現すること。そして来年、「トップ昇格するだけじゃまだまだ足りない」「トップでどれだけ活躍できるか」「自分で打開できる選手に」と自身に求めてプロでのキャリアをスタートする。






(取材・文 吉田太郎)
●高円宮杯プリンスリーグ2025特集
●U-17ワールドカップ2025特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中


