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[NEW BALANCE CUP]作陽学園は優勝校にPK戦で敗戦。得点力発揮中のFW澳本一龍は「しれっと」裏を取り、決めてチームを勝たせる

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作陽学園高FW澳本一龍(2年=明徳義塾中出身)は2026年度シーズンのゴール連発と勝利を誓う

[1.5 NEW BALANCE CUP決勝T1回戦 作陽学園高 1-1(PK3-4)武南高 時之栖うさぎ島G]

 岡山の名門、作陽学園高は「NEW BALANCE CUP 2026 IN TOKINOSUMIKA」(通称:裏選手権)決勝トーナメント1回戦敗退。優勝校の武南高(埼玉)を苦しめたが、PK戦で敗れた。

 その中でFW澳本一龍(2年=明徳義塾中出身)が、巧みな裏抜けで相手DFの脅威に。特別なスピードがある訳でない。だが、「相手が見てない隙とか、どっか見てる時に抜けて、前に入ってもう打つ」というFWは、前半から相手の背後を突く形でシュートシーンを創出した。

 高知の強豪・明徳義塾中時代はFWやボランチ、センターバック(CB)としてプレーしていた。中学卒業時、本州の高いレベルを求めて作陽学園に進学。1年時にCBを経験したことで、DFにとって、どのようなFWが嫌なのかを学習。1年冬にFWへコンバートされると、今年は酒井貴政監督から「しれっと裏を取って決める」力を期待されて出場時間を増やしている。

 昨年末の「GO FOR WORLD CUP inさいたま」では、履正社高(大阪)戦などで計6得点をマークし、大会得点王に。今大会も予選リーグで2得点を記録したが、この武南戦ではチャンスがありながら決められなかったことを悔しがった。

「年末の(埼玉)遠征では結構上手くいって点決めたりしたんですけど、今回の遠征は自分が決め切るとこだったりとかは足りんくて。(裏抜けも)もうちょいできた。シュートのシーンはあったんで、そこで決め切るとこやったりしたかったです」

 昨年の先輩たちは中国高校新人大会で優勝し、プリンスリーグ中国で3位。だが、主軸に怪我人が出てしまい、夏冬の全国大会に出場することができなかった。今年は、左SB藤田凌主将(2年)やMF岡部翊成(2年)、MF山本悠人(2年)ら「組織的にできることが多いんで、チームで一丸となって戦える」というチームメイトたちとともに「県で勝って全国出て、『作陽はこんなチームだ』と知らしめたい」と意気込んでいる。

チームリーダーの左SB藤田凌主将

MF岡部翊成が中盤でボールをさばく

 そのためには、先輩たちが強みとしていた「相手見て、やり方変えるサッカーとかやっていきたいです」。作陽学園らしいテクニカルな部分も強化していく。まずは岡山県新人戦、中国新人大会での連覇に挑戦。トーナメント戦を勝ち抜き、新シーズンへの弾みをつける。

 個人としての目標は、「チームの得点王で、毎試合得点取ってチームを勝たせられるような存在になりたいです」。憧れのFWはセルヒオ・アグエロ。自信を持つ裏抜けと決定力をさらに磨き、ゴールを量産する。

冬場にゴールを連発しているFW澳本一龍

(取材・文 吉田太郎)
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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