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強い気持ちで“Bチームのベンチから”大躍進中。DFエヒギェ翔音オサギオドゥワ(桐光学園)が2度目の日本高校選抜戦で対人守備の強さ発揮し、同点ヘッド!

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神奈川県U-17選抜DFエヒギェ翔音オサギオドゥワ(桐光学園高/2年=クラブテアトロ出身)は日本高校選抜との戦いで、また自信をつけた

[2.8 交流戦 日本高校選抜 3-2神奈川県U-17選抜]
 
 U-17日本高校選抜候補として戦った1月27日以来となる“日本高校選抜戦”。神奈川県U-17選抜DFエヒギェ翔音オサギオドゥワ(桐光学園高/2年=クラブテアトロ出身)は、年上のタレントたち相手に「高校選抜の時よりも、もう今、自信つけてやれてる感じですね」というプレーを見せた。

 前回のU-17日本高校選抜候補対日本高校選抜候補戦は、CBゼイダム小田孟武(桐生一高/2年)とコンビを組み、自陣ゴール前で抜群の際の強さを発揮するなど、日本高校選抜候補をよく封じていた。だが、1本目の30分間を0-1で終えたものの、2本目の30分間に4連続失点を喫して力の差を見せつけられている。

 今回は神奈川県U-17選抜の守りの要として再挑戦。1本目の45分間をCB橋本ジュア(日大藤沢高/2年)と、2本目の45分間をCB笠羽健太(桐光学園高/2年)とそれぞれ声を掛け合いながら、ゴール前で相手の攻撃を食い止めた。

「2回目やってみて感じたことは、自分たちが前からプレス行けていて、後ろで狙いが絞れてたっていうのもあるんで、後ろに来たのはもう全部跳ね返すぐらいのつもりでやってたんで、そのところが結構良かったかなと思っています」。ゴール前に入ってきたボールをヘッド、左右両足でクリア。GK川口大惺(法政二高/2年)のファインセーブに救われた部分も多かったが、空中戦、対人守備で自信を深めるゲームになった。

 また、0-1の1本目21分には、MF中村龍剛(日大藤沢高/2年)の左CKを「ボールがめちゃめちゃ良くて、もう当てるだけって感じだったんで」とファーサイドで完璧に合わせて同点ヘッド。日本高校選抜ゴールに会心の一撃を突き刺した。

 そのエヒギェはコーチングも印象的だった。会場中に響き渡るような声でチームメイトに「避けてんじゃねぇ!改善しろ!」など強く要求。「本当にあそこはもっと強く行って欲しいところだったので、強く言うことを心がけていました」。他校の選手に対して遠慮するのではなく、勝つためにコーチングも全力。2本目にはキャプテンマークを巻いて最後まで戦った。

 意識しているという日本高校選抜CBメンディー・サイモン友(流通経済大柏高/2年)に決勝ヘッドを決められるなど、3失点で惜敗。相手FW宮本周征(帝京高/3年)への対応で苦戦し、キックの課題も出ていた。だが、日本高校選抜との2度の対戦は、成長を加速させるきっかけになりそうだ。

「プレーの強度だったり、球際のところをもっともっとやってかないといけないなって感じました。この1月、2月で高校選抜と2回試合やれたのはとても自分にとっていい財産ですし、この経験をチームに落とし込んで、どんどんどんどんプレー強度とかプレースピードを上げていって、全国でも戦えるレベルにまでは上げたいなと思っています」

 わずか半年間で立ち位置も、意識も大きく変わった。「Bチームのベンチぐらいから、(Aチームの先発を勝ち取り、)副キャプテンになるまで成長できたっていうのもあるんですけど、その一つの要因として、気持ちの強さっていうのが、ほんとに自分で言うのはあれなのかもしれないですけど、ちょっと強くなったのかなって感じていて。まだまだ足りないところもあるんですけど、これからもっともっと強くして全国に行けたらいいかなと思っています」。Bチームのベンチから半年間でU-17日本高校選抜候補入りと大躍進の続くエヒギェは、高卒プロへの思いも芽生えてきているという。これから、さらに強い気持ちで桐光学園を牽引。そして、対戦相手を封じ込んで、より上のステージへのチャンスを勝ち取る。

1本目21分、神奈川県U-17選抜はCBエヒギェ翔音オサギオドゥワ(桐光学園高/2年)が同点ヘッド


(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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