冨安と板倉から金言受けた柏U-18MF加茂結斗、副将就任も“いつも通り”を意識して「目の前の試合で貢献できるように」
MF
[2.11 NEXT GENERATION MATCH U-18Jリーグ選抜 0-2 日本高校選抜 ニッパツ]
柏レイソルU-18で10番を背負うMF加茂結斗(2年)がアヤックスへの短期留学を経てU-18 Jリーグ選抜でも10番を着用した。「まさか10番とは思っていなかった」というなかでいつも通りのプレーを心がけたものの、日本高校選抜に0-2で敗戦。「勝てなかったことが一番悔しい」と唇を噛んだ。
左サイドハーフで先発した加茂だが、左サイドバックに入ったDF鈴木颯真(鳥栖U-18/2年)が高い位置でサイドに張るプレースタイルを強みとしていることから、流れの中で中央にポジションを取る場面が目立った。「自分はどっちでもよかったのでバランスを考えながら内側に入ってプレーしようと考えていた」という。
前半4分には加茂が中盤で左サイドから中央に持ち運び、右サイドのMF福岡湧大(横浜FCユース/2年)へ展開。福岡がクロスを上げると攻め上がっていた鈴木がダイレクトボレーでゴールを脅かし、加茂と鈴木の連係がさっそくチャンスに繋がった。
だが、以降は高校選抜が優勢の展開となった。加茂は積極的にボールに関わって攻め手を模索していったもののフル出場でシュート1本にとどまり、チームとしてもシュート数6対20と苦戦。0-2の敗戦に「高校選抜の強度が高いことは分かっていたけれど思った以上に高くて、それに圧倒される形になってしまった」と悔しさを滲ませた。
そう総括した加茂は1月下旬から2月上旬にかけて「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD」でアヤックスに短期留学していた。U-19チームに練習参加して個人技術で打開する力に日本との違いを感じたという。ボールを保持した際は手応えを感じる場面も多かったというが、「なかなかボールが回ってこない状況もあったので、そういったときのメンタルコントロールだったりどうしたら貰えるかだったりをすぐ適応させることは必要かなと思う」と海外チームでプレーする難しさも学んだ。
短期留学中には貴重な交流もあった。アヤックスに所属するDF冨安健洋とDF板倉滉が、加茂ら日本からの短期留学選手4人と対面。日本代表の2選手が高校生の質問に答えながら激励し、その様子はクラブ公式SNSでも公開されている。
加茂はハイパフォーマンスを継続するために心がけていることを質問し、板倉から怪我をしないことの重要性や「サッカーはメンタルスポーツみたいなところもあると思う。上手くいかないときは考えすぎて上手くいかないこととか色々あると思うけど、それを自分自身でコントロールできるようになることが大事」との言葉を受けた。
そうした金言に「一流選手が言っていることはすごく重みがあるし納得する部分が多い」と加茂。怪我をしないコンディション管理やメンタルコントロールの大切さについてアドバイスされ、「自分もその通りだと思うけれど、一流の選手が改めてそのように言うと言葉に重みがある。そういうところも意識してみようかなと思っている」と今後のキャリアに生かしていく考えだ。
ピッチ内外で刺激を受けた短期留学と10番を背負ったU-18 Jリーグ選抜活動を経て、最上級生となる新シーズンの開幕へと向かう。昨年はU-17ワールドカップメンバーから落選するなど悔しい期間も過ごしたが、「自分はそういった中の方が成長できるなと思えるタイプなので、ポジティブに考えながら自分に置かれている状況下でどれだけのことをやれるか考えていたつもり」と実直に研鑽を重ねてきた。10番を背負った昨年のプレミアリーグEASTは18試合に出場してチームトップの7得点。結果を残してきたエースは副キャプテンに任命されたというが、「いつも通りやればいいかなみたいな感じではいる」と気負わずプレーで牽引していく意気込みだ。
トップチーム昇格や今年中のトップチームデビューも期待される立場のなかで「そっちを意識し過ぎると目の前のことに集中できない。一番の目標はそこだけど、まずは目の前のことからコツコツ積み上げていけば自ずとチャンスは表れると思う」と加茂。まずはU-18での一試合、一日を大切に過ごしていく意識を強調する。
個人成績の具体的な目標数値も設定せず、ひたむきにゴールやアシストを重ねていく考え。加茂は「チームはすべてにおいて優勝を目指しているので、そこにまずは近づけるように目の前の試合で貢献できるようにしていきたい」と力を込め、継続的な活躍でチームを高みへ導くとともに個人としての飛躍も目指していく。
(取材・文 加藤直岐)
柏レイソルU-18で10番を背負うMF加茂結斗(2年)がアヤックスへの短期留学を経てU-18 Jリーグ選抜でも10番を着用した。「まさか10番とは思っていなかった」というなかでいつも通りのプレーを心がけたものの、日本高校選抜に0-2で敗戦。「勝てなかったことが一番悔しい」と唇を噛んだ。
左サイドハーフで先発した加茂だが、左サイドバックに入ったDF鈴木颯真(鳥栖U-18/2年)が高い位置でサイドに張るプレースタイルを強みとしていることから、流れの中で中央にポジションを取る場面が目立った。「自分はどっちでもよかったのでバランスを考えながら内側に入ってプレーしようと考えていた」という。
前半4分には加茂が中盤で左サイドから中央に持ち運び、右サイドのMF福岡湧大(横浜FCユース/2年)へ展開。福岡がクロスを上げると攻め上がっていた鈴木がダイレクトボレーでゴールを脅かし、加茂と鈴木の連係がさっそくチャンスに繋がった。
だが、以降は高校選抜が優勢の展開となった。加茂は積極的にボールに関わって攻め手を模索していったもののフル出場でシュート1本にとどまり、チームとしてもシュート数6対20と苦戦。0-2の敗戦に「高校選抜の強度が高いことは分かっていたけれど思った以上に高くて、それに圧倒される形になってしまった」と悔しさを滲ませた。
そう総括した加茂は1月下旬から2月上旬にかけて「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD」でアヤックスに短期留学していた。U-19チームに練習参加して個人技術で打開する力に日本との違いを感じたという。ボールを保持した際は手応えを感じる場面も多かったというが、「なかなかボールが回ってこない状況もあったので、そういったときのメンタルコントロールだったりどうしたら貰えるかだったりをすぐ適応させることは必要かなと思う」と海外チームでプレーする難しさも学んだ。
短期留学中には貴重な交流もあった。アヤックスに所属するDF冨安健洋とDF板倉滉が、加茂ら日本からの短期留学選手4人と対面。日本代表の2選手が高校生の質問に答えながら激励し、その様子はクラブ公式SNSでも公開されている。
加茂はハイパフォーマンスを継続するために心がけていることを質問し、板倉から怪我をしないことの重要性や「サッカーはメンタルスポーツみたいなところもあると思う。上手くいかないときは考えすぎて上手くいかないこととか色々あると思うけど、それを自分自身でコントロールできるようになることが大事」との言葉を受けた。
そうした金言に「一流選手が言っていることはすごく重みがあるし納得する部分が多い」と加茂。怪我をしないコンディション管理やメンタルコントロールの大切さについてアドバイスされ、「自分もその通りだと思うけれど、一流の選手が改めてそのように言うと言葉に重みがある。そういうところも意識してみようかなと思っている」と今後のキャリアに生かしていく考えだ。
ピッチ内外で刺激を受けた短期留学と10番を背負ったU-18 Jリーグ選抜活動を経て、最上級生となる新シーズンの開幕へと向かう。昨年はU-17ワールドカップメンバーから落選するなど悔しい期間も過ごしたが、「自分はそういった中の方が成長できるなと思えるタイプなので、ポジティブに考えながら自分に置かれている状況下でどれだけのことをやれるか考えていたつもり」と実直に研鑽を重ねてきた。10番を背負った昨年のプレミアリーグEASTは18試合に出場してチームトップの7得点。結果を残してきたエースは副キャプテンに任命されたというが、「いつも通りやればいいかなみたいな感じではいる」と気負わずプレーで牽引していく意気込みだ。
トップチーム昇格や今年中のトップチームデビューも期待される立場のなかで「そっちを意識し過ぎると目の前のことに集中できない。一番の目標はそこだけど、まずは目の前のことからコツコツ積み上げていけば自ずとチャンスは表れると思う」と加茂。まずはU-18での一試合、一日を大切に過ごしていく意識を強調する。
個人成績の具体的な目標数値も設定せず、ひたむきにゴールやアシストを重ねていく考え。加茂は「チームはすべてにおいて優勝を目指しているので、そこにまずは近づけるように目の前の試合で貢献できるようにしていきたい」と力を込め、継続的な活躍でチームを高みへ導くとともに個人としての飛躍も目指していく。
(取材・文 加藤直岐)


