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[新人戦]プリンス九州1部で8発。日章学園MF谷恭輔は競り合いの強さと得点力で地元Vを目指す:九州

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飯塚高戦の前半、日章学園高MF谷恭輔(2年=プログレッソ日向出身)が右足シュートを放つ

[2.14 九州新人大会第1ブロック第1節 日章学園高 0-1 飯塚高 綾町錦原サッカー場]

 点を取れるMFが、地元Vに貢献する。日章学園高(宮崎1)のMF谷恭輔(2年=プログレッソ日向出身)は左サイドハーフとして飯塚高(福岡2)戦で先発出場。「ストロングは競り合い。あと、ミドルシュートが一番かなって思っています」というMFは、インターセプトから右足を振るなど、積極的にゴールを狙っていた。

 谷は昨年のプリンスリーグ九州1部で得点ランキング5位の8得点。うち7得点は10月以降のゴールだ。東海大福岡高戦で3得点、長崎総合科学大附高戦と熊本U-18戦で2得点を記録し、日章学園の初優勝に貢献している。

 原啓太監督は「基本的なアスリート能力も高いんですよ。キックとかで点を取る」と谷について説明する。身長178cmで空中戦や球際での競り合いに強く、ボールを収めて味方を活用する部分も光る。

「(原)監督から求められているのは、中に入ってどんどん受けてから、前の前進力とか、サイドバックの足速い選手を生かすために自分が持って出したりすることです」と谷。飯塚戦も左サイドでボールを収めて左SB本多遼成(2年)の攻め上がりを活用したり、スペースへ飛び出すなど、味方と連動してチャンスを作り出していた。

 チームは後半12分に退場者を出し、谷はボランチへ。「ボランチで出た時は守備だったり攻撃に貢献して、チームに欠かせない存在になりたいです」というMFは攻撃的なボランチMF吉崎太珠主将(2年)をサポートしながら試合を進めたが、残り5分に失点し、0-1で敗れた。

 同日のブロックリーグ第2節・宜野湾高(沖縄2)戦は谷のアシストからFW岩元航希(1年)が先制ヘッドを決めるなど10-0で大勝。だが、谷は「1試合目、2試合目も無得点で終わって、自分の特長である点決める能力ってところがしっかり発揮できなかった」と悔しがり、大会2日目以降の得点を誓っていた。

 今年はインターハイや選手権、プレミアリーグプレーオフのトーナメント戦で勝ち抜く。日章学園は昨年度の選手権初戦(対金沢学院大附高)でミスが出てしまうなど、1-2で敗戦。谷は「自分たちの経験だったりみんな緊張したりして。いつも通りやれればいいんですけど、やれていない。(自分も)1本、ビッグチャンスあったんですけど、そこで外してしまって(チームも負けて)悔しかったんで、今日も言われたんすけど、ゴール前でしっかりと決め切っていきたい」と語った。

 日章学園はプレミアリーグプレーオフでも3年連続で初戦敗退。目標のプレミアリーグ昇格を果たすことができていない。原監督も「いいチームだったなとか、惜しかったなで終わる感じだから。タイトルに飢えてるじゃないけど、何がなんでも奪いに行くんだって、そういう姿勢を見せないといけない」。今回、地元・宮崎開催の九州大会もタイトルを奪いに行く。

 引き分け以上で決勝トーナメント進出の決まるブロックリーグ第3節・佐賀東高(佐賀1)戦(15日)は、前半にGKが退場した相手からゴールを奪うことができずに0-0でドロー。日章学園は吉崎やMF山下結叶(2年)、FW秋鷹青杜(1年)ら選手権の先発7人を残しており、特にアタッカー陣の層は厚いが、まだまだ力を出し切れていない。準々決勝は2025年度インターハイ、選手権優勝の神村学園高(鹿児島1)戦。全国王者を破って勢いに乗ることができるか。「この大会は宮崎開催なんで、自分たちがしっかり優勝して。また宮崎の人たちに応援してもらえるように頑張りたいです」と谷。自らのゴールでチームを勝利へ導く。


(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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