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「自分はゴール決めてこその選手」。昨年のインハイで3発、名門・滝川二のエースMF北村勇貴が関西U-17キャンプで社会人相手に1ゴール

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3本目30+4分、滝川二高MF北村勇貴(2年=FC PASENO ITAMI出身)が裏抜けから左足でゴール

[1.21 練習試合 U-17関西 3-6 ACミドルレンジ J-GREEN堺]

「自分はやっぱゴール決めてこその選手だと思うんで、ゴールっていうのは常に意識しています」

 持ち味の得点力を「2025地域トレーニングキャンプU-17関西」でも発揮した。兵庫の名門・滝川二高のエースMF北村勇貴(2年=FC PASENO ITAMI出身)が、関西2部のACミドルレンジ(大阪)戦で1ゴール。チームが1-4と突き放される中、1チャンスを得点に結びつけた。

 練習試合(30分×4本)の3本目30+4分、北村はMF丸山瑛太郎(神戸弘陵高2年)が左サイドから出した浮き球パスに反応。「マル(丸山)とは中学の時、県トレとか一緒で結構分かってるじゃないですけど、何回かやってるんで、出して来るやろうなって思って走りました」。トラップからGKをかわす動き、左足シュートまで「イメージ通り」のプレーでゴール。勢いづいたチームは、社会人相手に一時1点差にまで詰め寄った。

 滝川二では昨年から10番を背負い、インターハイでは帝京大可児高(岐阜)との1回戦で2ゴール。続く2回戦でも選手権準優勝校の鹿島学園高(茨城)から先制点を決め、ベスト16進出に大きく貢献した。

 サイドを主戦場としているが、ACミドルレンジ戦は前線でプレー。落ちて組み立ての部分に関与しながら、裏抜けの回数も増やした。そして、ハイサイドでボールを受けると、縦への仕掛けからのクロスやカットインからの右足シュートへ持ち込んだ。

「誰にも負けてないところは、大舞台っていうか、勝負時には結構、嗅覚があると思うんで、得点を決める、そういう得点力のところは今年1年で意識しています」。2点目を奪うことはできなかったものの、自信を持っている部分を表現し、社会人の強敵相手に結果。注目株のアタッカーは、昨年の悔しさも2026年へのエネルギーにしているようだ。

 昨年はインターハイでの活躍後、「あんまりリーグ戦とかゴール決めれなくて……自分としては、後期はあんま上手くいってなくて、自分でもうちょっと行った方が良かったかなって思います」と首を振る。

 選手権は兵庫県予選準々決勝で三田学園高に1-2で敗れた。一方で兵庫県代表の神戸弘陵高が全国初戦で前回王者・前橋育英高(群馬)を撃破。また、インターハイで勝利している鹿島学園は、全国決勝にまで勝ち上がっている。

 昨年の後期、思うような活躍ができなかった北村は「負けていられない」という思いを持って2026年シーズンをスタート。「やっぱ最後の年なんで、去年選手権にも出てないっていうことで、今年は何としても選手権に出るっていうことと、総体も2連覇かかってるんで、兵庫県は絶対優勝したいなっていう風に思っています」と力を込めた。

 まだスピードに乗った時のボールタッチなどは課題。今回の関西U-17キャンプで関西のライバルたちの上手さ、強度の高さも体感した。彼らよりも成長し、名門校を勝たせる意気込みだ。「今年は絶対、自分が中心になると思うんで。チーム引っ張ってやらないといけないなって思います」。関西U-17キャンプの経験も持ち帰って成長し、ゴールを連発して滝川二を勝たせる。


(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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