アジアサッカー連盟(AFC)は4月下旬、サンフレッチェ広島FWジャーメイン良に対する3試合の出場停止処分を決定した。

　ジャーメインは3月12日に行われたAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)準々決勝第2戦のライオン・シティ・セーラーズ戦で、相手選手に「乱暴な行為」をしたとして一発退場処分を受けていた。AFCはこの行為に対し、3試合の出場停止処分と1500ドル(約21万8000円)の罰金処分を下している。

　なお広島はすでにACL2から敗退しているため、AFC規定に基づいて2025-26AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)に出場停止処分が持ち越される見込み。もっとも広島はACL2準々決勝第1戦で出場停止中だったFWヴァレール・ジェルマンを出場させたことで、6-1の勝利が0-3敗戦扱いの処分を受けており、慎重に対象試合を確認する形になりそうだ。

　また、AFCは横浜F・マリノスMF渡辺皓太に対して1試合の出場停止処分と1500ドル(約21万8000円)の罰金処分も発表。渡辺は4月26日のACLE準々決勝で2枚の警告による退場となっていた。この出場停止処分も次回大会以降に持ち越されるという。

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