beacon

町田に0-3完敗で8年連続国内杯無冠…鹿島・鬼木監督「大事にしていたタイトルなので悔しさしかない」

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

鬼木達監督

[8.27 天皇杯準々決勝 町田 3-0 鹿島 Gスタ]

 鹿島アントラーズは天皇杯準々決勝でFC町田ゼルビアに0-3で敗れ、2018年から8年連続での国内カップ戦無冠が決まった。

 試合後、鬼木達監督は「多くのサポーターが集まってくれたなか、不甲斐ない試合をしてしまい、非常に申し訳ない。悔しいゲームだった。自分たちでこういうゲームにしてしまったこと、こういう入りをさせてしまったことを僕自身も悔しく思う。大事にしていたタイトルなので悔しさしかない」と反省を口にした。

 前半にCKとスローインから2失点を喫し、反撃を試みた後半の立ち上がりに中盤でのパスミスからスーパーゴールを喫して3失点目。序盤の時間帯は立て続けに攻め込む場面もあっただけに、試合運びで優位に立たれた形だった。

 試合前にはコイントスでエンド変更を決断した中、前半途中からハーフタイムまでの間は強風の影響も受けた。それでも鬼木監督は「風のところは最初の時間は影響したと思う。飲水タイムでその話もしたが、そこが解決できずに終わってしまったのは非常にもったいなかった」と振り返りつつも、「ただそれだけでなく、細かい部分で自分たちがやるべきことがやれなかった。そこに尽きる」と厳しく振り返った。

 今季はJ2の山口に敗れてルヴァン杯も落としたため、カップ戦はいずれも敗退が決まり、残るタイトルはJ1リーグ戦のみとなった。就任1年目で優勝争いを繰り広げ、現在も2位に導いている鬼木監督は「選手にも言ったが、自分が指導している中でもなかなかない悔しい敗戦で、選手もそうだと思う。ピッチに立った選手だけでなく、出なかった選手も悔しかったと思うし、残されたタイトルに向かおうと話した。『今日のゲームを忘れるな、この悔しさを忘れてはいけない』と、そういう話をした」とリーグ戦での奮起を誓った。

(取材・文 竹内達也)

●第105回天皇杯特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中
竹内達也
Text by 竹内達也

「ゲキサカ」ショート動画

TOP