横浜FMが2大会ぶり2度目のeJリーグ制覇!!町田、鹿島と2戦連続で“延長”にもつれ込む激闘制す
『eFootball™2024』を競技タイトルとしたeスポーツ大会「eJリーグ eFootball™ 2024シーズン」の決勝大会が18日、都内で開催され、横浜F・マリノスが4代目チャンピオンに輝いた。横浜FMのeJリーグ優勝は2021年の第2回大会以来、2大会ぶり2回目。大会史上初のV2達成となった。
J1・J2全40クラブで「モバイル部門」と「PlayStation部門」の各クラブ代表選手1名がそれぞれ対戦し、トータルスコアで勝敗を決するeJリーグ。トーナメント方式の決勝大会はラウンド16までオンラインで行われ、ベスト8まで勝ち抜いた8クラブがこの日、一堂に会した。
準々決勝ではゲキサカFC所属のMayageka(影山昭平)擁するFC町田ゼルビアがレノファ山口FCと対戦した。モバイル部門による1試合目は前評判の高かった山口の原田健心に対し、町田の寺井堅士朗が堅い守備を見せ、0-0のスコアレスドロー。PlayStation部門の2試合目でMayagekaがホワイトジョンソン(武野壱輝)を1-0で下し、2戦合計1-0でベスト4進出を決めた。
町田は準決勝で横浜FMと対戦し、モバイル部門による1試合目は再びスコアレスドロー。PlayStation部門の2試合目でMayagekaは昨年の「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2023 KAGOSHIMA」で優勝したTakaki(兵庫孝希)と対戦し、こちらも0-0のスコアレスドローに終わった。
2戦合計で同点の場合、大会規定により3試合目を行うが、3試合目で採用する部門は、予選ラウンドの成績上位クラブに決定権があり、横浜FM側がモバイル部門を選択。その3試合目で横浜FMの外山大輝が1-0で勝利し、決勝進出を決めた。
鹿島アントラーズと横浜FMによる決勝はモバイル部門の1試合目が2-2のドロー。PlayStation部門の2試合目は鹿島のTess(貴田英貢也)が先制するも、試合終盤にTakakiが執念の同点ゴールを奪い、1-1。2戦合計3-3となり、再び3試合目の部門決定権がある横浜FM側がモバイルを選択し、横浜FMの外山が鹿島の大山碧唯を2-0で破り、頂点に上り詰めた。
準決勝、決勝と3試合目までもつれ込む激闘をいずれもモバイル部門で勝ち切った横浜FM。Takakiは「準決勝、決勝と外山くんの勝負強さに助けられた」と感謝し、外山も決勝の2試合目で土壇場で同点ゴールを奪ったTakakiに「最後の最後で追いついてくれて、無駄にしたくない思いでいっぱいだった」と、チームでの勝利を強調した。
横浜FMは2021年の第2回大会以来、2度目の優勝。モバイルのみで行われた3年前の大会も優勝メンバーだった外山は自身2度目のeJリーグ制覇となった。次回大会に向け、外山が「どんどん記録を伸ばしていきたい」と3度目の優勝を誓うと、Takakiも「連覇を目指したい」と力強く話していた。
【準々決勝】
G大阪 0-4 鹿児島 [MB]
G大阪 3-2 鹿児島 [PS]
※2戦合計6-3で鹿児島が準決勝進出
鹿島 3-1 京都 [MB]
鹿島 0-1 京都 [PS]
※2戦合計3-2で鹿島が準決勝進出
町田 0-0 山口 [MB]
町田 1-0 山口 [PS]
※2戦合計1-0で町田が準決勝進出
山形 1-1 横浜FM [MB]
山形 0-1 横浜FM [PS]
※2戦合計2-1で横浜FMが準決勝進出
【準決勝】
鹿児島 2-1 鹿島 [MB]
鹿児島 0-2 鹿島 [PS]
※2戦合計3-2で鹿島が決勝進出
町田 0-0 横浜FM [MB]
町田 0-0 横浜FM [PS]
町田 0-1 横浜FM [MB]
※2戦合計0-0、延長3戦目を1-0で制した横浜FMが決勝進出
【決勝】
鹿島 2-2 横浜FM [MB]
鹿島 1-1 横浜FM [PS]
鹿島 0-2 横浜FM [MB]
※2戦合計3-3、延長3戦目を2-0で制した横浜FMが優勝
(取材・文 西山紘平)
J1・J2全40クラブで「モバイル部門」と「PlayStation部門」の各クラブ代表選手1名がそれぞれ対戦し、トータルスコアで勝敗を決するeJリーグ。トーナメント方式の決勝大会はラウンド16までオンラインで行われ、ベスト8まで勝ち抜いた8クラブがこの日、一堂に会した。
準々決勝ではゲキサカFC所属のMayageka(影山昭平)擁するFC町田ゼルビアがレノファ山口FCと対戦した。モバイル部門による1試合目は前評判の高かった山口の原田健心に対し、町田の寺井堅士朗が堅い守備を見せ、0-0のスコアレスドロー。PlayStation部門の2試合目でMayagekaがホワイトジョンソン(武野壱輝)を1-0で下し、2戦合計1-0でベスト4進出を決めた。
町田のPlayStation部門代表はゲキサカFC所属のMayageka
町田は準決勝で横浜FMと対戦し、モバイル部門による1試合目は再びスコアレスドロー。PlayStation部門の2試合目でMayagekaは昨年の「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2023 KAGOSHIMA」で優勝したTakaki(兵庫孝希)と対戦し、こちらも0-0のスコアレスドローに終わった。
2戦合計で同点の場合、大会規定により3試合目を行うが、3試合目で採用する部門は、予選ラウンドの成績上位クラブに決定権があり、横浜FM側がモバイル部門を選択。その3試合目で横浜FMの外山大輝が1-0で勝利し、決勝進出を決めた。
鹿島アントラーズと横浜FMによる決勝はモバイル部門の1試合目が2-2のドロー。PlayStation部門の2試合目は鹿島のTess(貴田英貢也)が先制するも、試合終盤にTakakiが執念の同点ゴールを奪い、1-1。2戦合計3-3となり、再び3試合目の部門決定権がある横浜FM側がモバイルを選択し、横浜FMの外山が鹿島の大山碧唯を2-0で破り、頂点に上り詰めた。
横浜FMの外山大輝(左)がTakakiと抱き合って喜ぶ
準決勝、決勝と3試合目までもつれ込む激闘をいずれもモバイル部門で勝ち切った横浜FM。Takakiは「準決勝、決勝と外山くんの勝負強さに助けられた」と感謝し、外山も決勝の2試合目で土壇場で同点ゴールを奪ったTakakiに「最後の最後で追いついてくれて、無駄にしたくない思いでいっぱいだった」と、チームでの勝利を強調した。
横浜FMは2021年の第2回大会以来、2度目の優勝。モバイルのみで行われた3年前の大会も優勝メンバーだった外山は自身2度目のeJリーグ制覇となった。次回大会に向け、外山が「どんどん記録を伸ばしていきたい」と3度目の優勝を誓うと、Takakiも「連覇を目指したい」と力強く話していた。
優勝した横浜FMはクラブに賞金500万円、プレイヤー2人に計100万円が贈られる
【準々決勝】
G大阪 0-4 鹿児島 [MB]
G大阪 3-2 鹿児島 [PS]
※2戦合計6-3で鹿児島が準決勝進出
鹿島 3-1 京都 [MB]
鹿島 0-1 京都 [PS]
※2戦合計3-2で鹿島が準決勝進出
町田 0-0 山口 [MB]
町田 1-0 山口 [PS]
※2戦合計1-0で町田が準決勝進出
山形 1-1 横浜FM [MB]
山形 0-1 横浜FM [PS]
※2戦合計2-1で横浜FMが準決勝進出
【準決勝】
鹿児島 2-1 鹿島 [MB]
鹿児島 0-2 鹿島 [PS]
※2戦合計3-2で鹿島が決勝進出
町田 0-0 横浜FM [MB]
町田 0-0 横浜FM [PS]
町田 0-1 横浜FM [MB]
※2戦合計0-0、延長3戦目を1-0で制した横浜FMが決勝進出
【決勝】
鹿島 2-2 横浜FM [MB]
鹿島 1-1 横浜FM [PS]
鹿島 0-2 横浜FM [MB]
※2戦合計3-3、延長3戦目を2-0で制した横浜FMが優勝
(取材・文 西山紘平)