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圧巻フィードで先制点演出も「僕のワンプレーでこのチームを終わらせてしまった」尚志DF榎本司は悔しさ糧に大学へ

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DF榎本司

[1.10 選手権準決勝 尚志高 1-1(PK8-9)神村学園高 国立]

 圧巻のロングフィードで先制点を演出したが、準決勝敗退に強い責任を感じていた。尚志高のDF榎本司(3年=川崎F U-15)は悔しさを糧に大学経由でのプロ入りを目指す。

 右サイドバックの榎本は推進力を武器に大会を通じて積極的な攻撃参加を披露。楔のパスで一気にチャンスを作るシーンも見せるなど、たしかな存在感を示していた。準決勝では前半5分、GKのパスを受けると右サイド深くにロングフィードを送る。これに追いついた快足FW根木翔大(3年=FCフレスカ神戸)のクロスをFW岡大輝(3年=FCクラッキス松戸)が頭で合わせ、GKのパスからわずか3タッチでゴールを奪う速攻の起点になった。

「監督から最初の10分は前に(蹴る)と言われていたので、自分はボールを持ったときに最初は前を見ることを意識していた。翔大が追いついてくれるかなという感じで長いボールを出したら本当に追いついてくれたので、翔大と岡には感謝しています」

 そう振り返った榎本だが、大会を総括すると満足できるプレーはできなかったという。攻撃的なサイドバックとしてゴールに絡むことを目標に掲げていた中で間接的な関与はあったものの全5試合に先発出場して0ゴール0アシスト。「攻撃参加やシュートを打つ回数も多かったけれど点に絡めたシーンは1回もない」と指摘した上で、「簡単なミスがまだまだ多いしクロスは全然合っていない。シュートも枠に飛ばせないというのが今の現状だと思うので、そういった精度は一つひとつ向上していかないといけない」と改善意欲を示した。

 また、強く反省したのが守備面だった。1点リードの後半28分、相手が左サイドから右サイドへ展開してきた中、駆け上がってきたサイドバックへの対応がチームとして中途半端になっていた。そのまま榎本が入る右サイドからのクロスで同点被弾。榎本は「サイドを振られた後でもマークはしっかりズラさずに人につくことは今週やってきたところ。失点シーンは自分のプレスの甘さだった」と責任を背負い、「そういったプレス強度は高めないといけない。僕のワンプレーでこのチームを終わらせてしまった」と唇を噛んだ

 尚志は1-1で突入したPK戦の末に敗退。榎本は6人目に登場してGKの逆を突くキックで成功したものの「このチームは全国制覇できたと思っているし、自分のところで失点してしまってチームに迷惑をかけた」と肩を落とす。攻撃面では数字を残せず、「全国3位だけど自分は何もしていない。チームにここまで上げられてきただけなので感謝しかない」と悔やみながらチームメイトへの想いを口にした。

 そうした悔しさは今後の糧にしていく考えだ。法政大への進学を予定している榎本は「1年目から試合に絡みたいけどそんなに簡単なレベルではないと認識している。レベルの高い環境に身を置くことで成長できると思うので、いろいろな人から良いものを盗んで吸収し、すべてのところでレベルアップしたい」と決意。U-10からU-15まで所属した川崎フロンターレへの帰還も目標に掲げながら成長することを誓った。
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(取材・文 加藤直岐)

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加藤直岐
Text by 加藤直岐

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