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劇的決勝点にプレミア勢撃破弾も国立で奪えなかった1点…尚志FW臼井蒼悟は先輩ドリブラーと同じ進路で「もっと上の選手」へ

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前半のチャンスはポストに嫌われた

[1.10 選手権準決勝 尚志高 1-1(PK8-9) 神村学園高 国立]

 選手権で特長のドリブルを発揮し、国立競技場でも存在感のあるプレーを見せた。尚志高のベスト4に大きく貢献したFW臼井蒼悟(3年=栃木SC U-15)だが、準決勝でチャンスを活かせなかったことを反省。先輩に続く東洋大への進学でさらに成長し、「もっと上の選手」になる。

 ドリブラーの臼井は今季、MF安齋悠人を筆頭に中心選手が背負ってきた7番を着用してプレー。3位のインターハイでは4試合2得点で優秀選手に選出された。

 選手権でも高い技術を示すとともに、象徴的なパスサッカーに加えて縦に速い攻撃も見せたチームでは最終ラインを突破してゴールに迫る場面も見せた。1回戦で1ゴールを奪うと、3回戦では後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴール。続く準々決勝はプレミアリーグWESTの帝京長岡高から決勝点を奪い、夏に続く4強入りを導いた。

 準決勝の神村学園高戦でも「対人が武器なので1対1で勝てる自信はあった。自信を持ってやれたのが突破に繋がった」と持ち味を発揮。チームとしてもインターハイで「自分たちのサッカーができなかった」と苦杯をなめた相手との再戦で、前からの圧力や最終ラインのスライドの徹底、カウンター攻撃の意識を高めて優勢気味に試合を進めることに成功した。

 開始早々にFW岡大輝(3年)が先制点を奪った中で前半24分、FW根木翔大(3年)のクロスに臼井が飛び込んだ。GKの前で触れたボールはゴールへ向かったが、惜しくもポストを直撃して追加点とはならなかった。

 さらに後半15分、「ボールを取ればカウンターのチャンスがある」と分析していた尚志がMF星宗介(2年)のタックルから速攻を発動。3対2の局面でパスを受けた臼井がカットインで相手DFを剥がして右足を振り抜いたが、今度はGKのスーパーセーブに遭った。

「(チャンスで)決めきらないともっと上の選手にはなれないと思う。ああいったところでしっかり決めきれる選手になりたい」と臼井。尚志は後半28分に追いつかれ、臼井は足が攣ったというタイミングの同33分に交代した。

 そのままPK戦に突入すると10人ずつが蹴った末に敗退。ベンチから見届けた臼井は「蹴ってくれたみんなには本当にありがとうと言いたい」とチームメイトを労いつつ、夏冬全国3位に「1位になれないのが悔しい」と唇を噛む。神村学園とのリベンジマッチで夏からの成長を示す戦いを見せたが、「勝てなかったのは神村との差が出た」と結果を受け止めた。

 もっとも臼井は「今日の試合に悔いはない」ともキッパリと話した。栃木SC U-15から進学して3年目、国立競技場で仲間と全力を出し切って「濃い3年間だった。このチームみんなとこの試合ができて本当に良かった」とすっきりとした表情を見せた。

 卒業後は東洋大への進学を予定。昨年に臼井と同じドリブラーとして尚志の背番号7を背負い、日本高校選抜にも選出されたMF大内完介(大学1年)と同じ進路を歩むことになる。今シーズンの始め、大内の7番を引き継いだ際には偉大な先輩のような中心的な存在になることを目標の一つに掲げた臼井。意気込み通りチームの躍進に大きく貢献したものの満足した様子はなく、大学でさらなる成長を目指す。

「(選手権は)ドリブルでいけるシーンもあったけれど、取られるシーンもあったのでもっと磨かないといけないなと思う。やっぱり自分の武器はドリブルなのでそこをもっと磨いて、大学でもっと上の選手へといけるように頑張りたいです」
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(取材・文 加藤直岐)

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加藤直岐
Text by 加藤直岐

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