[MOM1126]筑波大MF山崎太新(4年)_前日大分内定を発表した主将がインカレ白星発進に導く祝砲
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.13 インカレ決勝ラウンド第1節 筑波大1-0常葉大 AGFフィールド]
自ら祝砲を上げた。前日の12日に大分トリニータへの入団内定が発表になっていたMF山崎太新(4年=横浜FCユース)は前半34分、DF布施克真(1年=日大藤沢高)がふわりと入れたクロスがゴール前に入った山崎の足下に入る。「克真がいいクロスを上げてくれて、(山下)景司がニアでつぶれてくれたところでこぼれてきた。2人に感謝です」。白星発進に導いた筑波大の主将は、まずは1年生コンビに頭を下げた。
「昨日リリースが出て、大分のファン・サポーターの期待をすごく感じていて、注目されるなと思っていた。結果を出してというところは意識していたので、得点を取れてよかったです」
注目の進路は大分に決まった。1年生のころから関東大学リーグに出場してきた山崎だが、3年生の昨季は股関節の怪我に苦しむと、キャプテンを志願して覚悟を決めて臨んだ最終学年も度重なる怪我が襲った。シーズン終盤になってようやくコンディションを取り戻したが、Jクラブからのオファーがなかなか届かなかった。
ただそんな折に声をかけてくれたのが大分だった。「大分さんには練習参加もしていないけど、自分を必要としてくれてお声がけいただいた」。時期は11月中旬だったが、そこからとんとん拍子で話が進んで、昨日12日のリリース発表を迎えた。
「(大分は)ここ2年間は苦しいシーズンを過ごした印象があるけど、J1にもいたことがあるチームだし、あの順位にいるべきチームじゃないと思っている。自分が今の流れを変えるような活躍をしていきたいです」
進路が決まったことで大学での最後の活動に集中する。白星発進を決めた大学選手権(インカレ)の次戦は15日の東海大戦。今季の関東リーグの戦いは2戦2勝と相性の良さを持つ相手だ。「自分の集大成でもあるし、筑波の今年の集大成。何としてでも日本一を獲りたい」。山崎も筑波大として2016年以来となる9年ぶりのインカレ制覇に照準を定めた。
(取材・文 児玉幸洋)
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自ら祝砲を上げた。前日の12日に大分トリニータへの入団内定が発表になっていたMF山崎太新(4年=横浜FCユース)は前半34分、DF布施克真(1年=日大藤沢高)がふわりと入れたクロスがゴール前に入った山崎の足下に入る。「克真がいいクロスを上げてくれて、(山下)景司がニアでつぶれてくれたところでこぼれてきた。2人に感謝です」。白星発進に導いた筑波大の主将は、まずは1年生コンビに頭を下げた。
「昨日リリースが出て、大分のファン・サポーターの期待をすごく感じていて、注目されるなと思っていた。結果を出してというところは意識していたので、得点を取れてよかったです」
注目の進路は大分に決まった。1年生のころから関東大学リーグに出場してきた山崎だが、3年生の昨季は股関節の怪我に苦しむと、キャプテンを志願して覚悟を決めて臨んだ最終学年も度重なる怪我が襲った。シーズン終盤になってようやくコンディションを取り戻したが、Jクラブからのオファーがなかなか届かなかった。
ただそんな折に声をかけてくれたのが大分だった。「大分さんには練習参加もしていないけど、自分を必要としてくれてお声がけいただいた」。時期は11月中旬だったが、そこからとんとん拍子で話が進んで、昨日12日のリリース発表を迎えた。
「(大分は)ここ2年間は苦しいシーズンを過ごした印象があるけど、J1にもいたことがあるチームだし、あの順位にいるべきチームじゃないと思っている。自分が今の流れを変えるような活躍をしていきたいです」
進路が決まったことで大学での最後の活動に集中する。白星発進を決めた大学選手権(インカレ)の次戦は15日の東海大戦。今季の関東リーグの戦いは2戦2勝と相性の良さを持つ相手だ。「自分の集大成でもあるし、筑波の今年の集大成。何としてでも日本一を獲りたい」。山崎も筑波大として2016年以来となる9年ぶりのインカレ制覇に照準を定めた。
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