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槙野監督まで活躍届け!藤枝内定の明治大FW真鍋隼虎が4戦5発と絶好調!!準々決勝関学大戦は「自分が流維から点を取れば勝てる」名古屋U-18同期対決

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[12.17 インカレ決勝ラウンド第3節 東洋大1-2明治大 草薙総合運動場 陸上競技場]

 またも複数ゴールを決めた。前半に今大会初失点を喫した明治大(関東4)だったが、後半27分、ミドルレンジでルーズになったボールをFW真鍋隼虎(4年=名古屋U-18/藤枝内定)が左足一閃。さらに終了間際にはCKの折り返しを左足で押し込んで逆転弾も決めた。

 点取り屋の血がうずいている。エースとして期待された今季だが、関東大学リーグの得点数は6。FW林晴己(4年=高川学園高/鹿島内定)と並んでチーム最多タイだが、1位と18点差が開いたチーム総得点を考えると、攻撃の中心として責任を感じていた。

 そして大学生活の集大成となる今大会では、予選ラウンドの札幌大戦で2ゴール。決勝ラウンドに入っても初戦の九州産業大戦で1ゴール、そしてこの日の2ゴールと4戦5発と大爆発している。「チャンスがあれば振ろうと思っている」。とにかくシュートを打つことを意識しているという。

 結果を残し続けることがプロのスタートに繋がると意気込む。先日、来季の入団が決まっている藤枝MYFCの新監督に、元日本代表の槙野智章氏が就任することが発表になった。「びっくりしたのが素直な感想」と驚きを隠そうとしない真鍋も、「攻撃的なサッカーは変わらないと思うので、その中で自分の特長を出せればいい」と希望に胸を膨らませている。

 準々決勝はインカレで3年連続の対戦となる関西学院大(関西1)との一戦に決まった。個人的には高校時代を名古屋U-18でともにし、今季の関西学生リーグでMVPを受賞したGK宮本流維(4年=名古屋U-18)との対決にもなる。「関学は勢いを持ってくると思うけど、自分が流維から点を取れば勝てると思う」。真鍋は名古屋U-18時代もクラブユース選手権で得点王を獲得。代名詞の“全国大会得点王”を大学でも掴むことで、気持ちよくプロの世界に進む。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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