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会場を沸かせた抜群の身体能力…日本体育大FWスタチオーリ・ミケーレ、卒業後は「プロの世界で」

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[12.24 インカレ準決勝 日本体育大 0-3 筑波大 カンセキ]

 アクロバティックなプレーで会場を沸かせた。日本体育大で2試合ぶりに先発復帰したFWスタチオーリ・ミケーレ(4年=横河武蔵野FC U-18)は、前半5分にFKの浮き球となったこぼれ球をバイシクルシュートで狙う。

 さらに後半27分にはMF田中遥稀(3年=帝京高)のアーリークロスを再びバイシクルで狙う。そかしいずれのシュートも枠を捉えることはできなかった。

「正直、優勝を目指していたのでこの結果を悔しい。でもシーズンが始まった時を考えたら、この結果は胸を張っていいかなと思います」

 イタリア人の父親とブラジル人の母親から高い身体能力を受け継いだミケーレだが、大学トップチームの出場は今年5月のリーグ戦が初めてだった。ただ初先発の試合で決勝弾を決める活躍をみせると、合計16試合に出場。プロクラブからも注目を集める存在になった。

 大学日本一の目標は達成できなかったが、「自分たちの思いを受け継いで、来年、再来年と優勝を目指して、関東リーグ、総理大臣杯、インカレも全部優勝してほしい」と後輩たちに夢の続きを託す。そして自身は前へ。卒業後については「プロの世界で」と話すにとどめたが、「この結果をしっかりと受け止めて、ここから成長していきたい」と前向きに話していた。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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