11分間の夢の兄弟競演「幸せだなと思いました」…鳥取入団の兄・篠田大輝「開幕スタメンでデビュー戦ゴールを目標に」
[12.24 インカレ準決勝 日本体育大 0-3 筑波大 カンセキ]
注目された兄弟対決だが、試合開始時点では実現しなかった。兄で日本体育大のFW篠田大輝(4年=昌平高)は先発出場したが、弟で筑波大のMF篠田翼(3年=昌平高)はベンチからのスタートになっていた。
それでも後半15分、その時はやってきた。弟の翼がMF清水大翔(2年=C大阪U-18)と交代で途中出場。しかしお互いに攻撃的ポジションの2人がピッチ上で交わることは少なく、さらに後半26分に大輝が退いたことで、兄弟競演はわずか11分間に終わった。
この日は仕事の都合がつかなかったお父さんの観戦は叶わなかったが、お母さんの姿はスタンドにあった。それでも大輝は「お父さんもたぶん動画でみてくれると思う。大学でこういう日本一のかかった大会で同じピッチに立てたことは誇らしい。幸せだなと思いました」と感慨深げに振り返った。
大輝の大学サッカーはこれで終止符を打ったが、来季からはガイナーレ鳥取でプロキャリアが始まる。「気持ちの切り替えはなかなか難しいけど、プロの世界に入らせてもらうので、もう一度気を引き締めないといけない」と話すと、「ハーフシーズンで特殊ですけど、開幕スタメンでデビュー戦ゴールを目標にして日々の練習に取り組みたい」と未来に目線を向けていた。
(取材・文 児玉幸洋)
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注目された兄弟対決だが、試合開始時点では実現しなかった。兄で日本体育大のFW篠田大輝(4年=昌平高)は先発出場したが、弟で筑波大のMF篠田翼(3年=昌平高)はベンチからのスタートになっていた。
それでも後半15分、その時はやってきた。弟の翼がMF清水大翔(2年=C大阪U-18)と交代で途中出場。しかしお互いに攻撃的ポジションの2人がピッチ上で交わることは少なく、さらに後半26分に大輝が退いたことで、兄弟競演はわずか11分間に終わった。
この日は仕事の都合がつかなかったお父さんの観戦は叶わなかったが、お母さんの姿はスタンドにあった。それでも大輝は「お父さんもたぶん動画でみてくれると思う。大学でこういう日本一のかかった大会で同じピッチに立てたことは誇らしい。幸せだなと思いました」と感慨深げに振り返った。
大輝の大学サッカーはこれで終止符を打ったが、来季からはガイナーレ鳥取でプロキャリアが始まる。「気持ちの切り替えはなかなか難しいけど、プロの世界に入らせてもらうので、もう一度気を引き締めないといけない」と話すと、「ハーフシーズンで特殊ですけど、開幕スタメンでデビュー戦ゴールを目標にして日々の練習に取り組みたい」と未来に目線を向けていた。
(取材・文 児玉幸洋)
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