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森保J合宿初日練習は10人が合流! 4か月ぶり国内での親善試合へ「非常に嬉しい」

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フィールドはDF毎熊晟矢、MF田中碧、MF伊藤敦樹の3選手がピッチで練習

 日本代表は9日、千葉市内の高円宮記念JFA夢フィールドで合宿初日のトレーニングを行った。欧州組は順次帰国する形となるため、初日の練習合流は10選手。そのうちGK前川黛也(神戸)、GK大迫敬介(広島)、DF毎熊晟矢(C大阪)、MF田中碧(デュッセルドルフ)、MF伊藤敦樹(浦和)の5人が秋雨が降る中でピッチに立ち、約50分間にわたって調整した。

 日本代表は13日にデンカビッグスワンスタジアム(新潟市)でキリンチャレンジカップのカナダ戦、17日にノエビアスタジアム神戸でMIZUHO BLUE DREAM MATCHのチュニジア戦を実施。11月に始まる北中米W杯アジア予選、来年1〜2月のアジアカップ前最後の親善試合に臨む。

 合宿初日のトレーニングには10選手が合流。週末に公式戦のなかった前川、大迫、毎熊、伊藤敦の国内組4選手と、所属先で出場時間が短かった田中の5人がピッチに姿を見せ、ランニングやシュート練習で軽めに汗を流した。1対1からのシュート練習ではフィールド3人が三つ巴で対決。伊藤敦が勝利し、毎熊と田中が反対側のゴールまでスプリントしていた。

 また週末に所属先のリーグ戦に出場していたDF谷口彰悟(アルラーヤン)、DF板倉滉(ボルシアMG)、DF中山雄太(ハダースフィールド)、DF伊藤洋輝(シュツットガルト)、FW浅野拓磨(ボーフム)の5人も練習場に合流し、室内のトレーニングジムで調整していた。

 練習終了後にはリーグ・アンのモナコ対スタッド・ランスで直接対戦していたFW伊東純也(スタッド・ランス)、MF南野拓実(モナコ)、FW中村敬斗(スタッド・ランス)も帰国直後に練習場に登場。田中も含めた4人で並んでエアロバイクをこぎ、長距離移動後のコンディション調整に励んでいた。

 前回活動の9月シリーズは欧州遠征だったため、国内での親善試合は6月シリーズ以来4か月ぶり。6月から連続招集の谷口は「久々にまた日本で代表活動ができるのは非常に嬉しいし、たくさんの方が見に来てくれるのと思うので、そういった方々にしっかりとしたプレーを見せて、結果を残したい」と意気込みを語った。

 谷口自身は9月のドイツ戦(○4-1)で後半から途中出場、トルコ戦(○4-2)でフル出場しており、第2次体制でも一定の地位を築きつつある。それでも「できると感じた部分と、まだまだ上げないといけないという部分があって、僕としては後者のほうが大きい」と満足せず。「今回の活動でチャンスをもらえたら、またしっかり改めて良いパフォーマンスを見せないといけない」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)

●北中米W杯アジア2次予選特集ページ
竹内達也
Text by 竹内達也

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