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鎌田、堂安の落選は「コンディション不良」と森保監督が説明

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MF堂安律(左)とMF鎌田大地は招集を見送られた

 日本代表森保一監督は4日、10月の国際親善試合2試合に臨む代表メンバー26人を発表し、MF南野拓実(モナコ)、DF中山雄太(ハダースフィールド)らが復帰した一方、MF鎌田大地(ラツィオ)、MF堂安律(フライブルク)が招集を見送られた。

 国内組で臨んだE-1選手権を除けば、鎌田、堂安ともに昨年3月のW杯アジア最終予選以来の選外となったが、森保監督は「鎌田と堂安については、(代表とクラブの)メディカル間を通じて、チーム同士で確認を取ったうえでコンディション不良ということで招集を見送った」と説明した。

 今季からラツィオに移籍し、セリエAに新天地を求めた鎌田は開幕当初はレギュラーとして出場していたが、直近のリーグ戦3試合はベンチスタートが続いており、クラブでの活動に専念させる意図もありそうだ。

 一方、カタールW杯以来の代表復帰となり、第2次森保ジャパン初招集となった南野については「今シーズン、ヨーロッパの選手たちのプレーをスカウティングしている中で、非常に調子よくチームに貢献しているというところを確認してきて今回の招集になった」と指摘。直近のマルセイユ戦はメンバー外だったが、開幕4試合で3ゴール3アシストを記録した好調ぶりが評価された格好となった。

(取材・文 西山紘平)

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西山紘平
Text by 西山紘平

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