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世代別W杯エースがついにA代表初招集…結果求める神戸FW宮代大聖「こういうチャンスを逃したくない」

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 かつてU-17W杯やU-20W杯の得点源を担ったストライカーが、プレーの幅を広げて日本代表の舞台にたどり着いた。FW宮代大聖(神戸)は25歳でA代表初招集。初戦・香港戦の前日練習後、「自チームでも自分の特徴という面でもしっかり結果を出さないといけない。それ以外の部分でも求められることもあると思うけど、まずは自分の結果にフォーカスしたい」と初ゴールへの意欲をたぎらせた。

 2000年生まれの宮代はMF久保建英、MF中村敬斗らと共に17年のU-17W杯に出場した“00ジャパン”のエース。一学年上が主体の19年U-20W杯にも出場して2試合に先発し、いずれの大会でも得点を挙げたものの、その後は21年夏に延期開催された東京五輪世代の壁は分厚く、長らく“日の丸”から遠ざかっていた。

 これまで宮代は19年後半戦にJ2のレノファ山口FC、21年に当時J1だった徳島ヴォルティス、22年に当時J1だったサガン鳥栖への武者修行を経験。かつての本職であった最前線だけでなく、サイドハーフやウイング、時にはトップ下やインサイドハーフ起用も経験しながら着実に出場機会を伸ばし、飛躍への礎を築いていった。

 その積み重ねが花開いたのは初めて川崎Fを離れ、神戸に完全移籍した昨季のことだった。最前線にFW大迫勇也、ウイングにFW武藤嘉紀といった欧州帰りのストライカーが並ぶなか、インサイドハーフ起用で32試合11得点を記録。神戸の2連覇目に大きく貢献し、日本代表入りの期待が高まっていった。

 その後、北中米W杯最終予選のメンバーに食い込むことはできなかったが、今季も日本人最多タイの8得点に3アシストも重ね、堂々のE-1選手権メンバー入り。「(代表は)意識はしていたけど、自分のスタンス的には昔からそんなに期待せずにという感じだった。やることをやっていればそういうのもついてくるものだと思う」。これまでの歩みは淡々と振り返りつつも、6年ぶりの“代表復帰”に「こういうチャンスを逃したくない」と静かに闘志をのぞかせた。

 プロ入り後はレンタル生活が長かったため、2年続けて同じチームでプレーした経験はなく、異なる環境への適応力はお墨付き。また徳島と鳥栖でプレーしたFW垣田裕暉、川崎Fアカデミー時代から同期のFW山田新ら懐かしい顔ぶれも並んでおり、「近くにやったことある選手がいるので自分にとっては大きいし、そこから連係が深まることもあると思うのでそこはポジティブな要素」と受け止める。

 そうしたなかで生き残りへのアピールを見せる構えだ。「ポジションによって求められることは変わるし、どういう場面でどういうポジションかは言われていたので、そのなかでどうやって自分のプレーを出すかはしっかり考えて試合に入りたい」と近年広げてきたプレーの幅は見せつつも、最も強く求められるのはゴールという結果。「そんなに考えすぎずに自分のプレーを表現して、その中で点を取れれば」と自信を持って初陣に挑む。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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