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「クロップもそういう感じだった」森保J最多出場の南野拓実、指揮100戦目を前に語った指揮官の変化

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MF南野拓実ら先に全体練習を終えたガーナ戦先発組が練習を見守る

 年内最後の代表戦となる18日のボリビア戦(国立)は、日本代表森保一監督にとって代表通算100試合目の指揮となる節目の一戦でもある。日本代表史上初の金字塔を前に、これまでの99試合で最多出場&最多得点の70試合出場26得点を記録しているMF南野拓実(モナコ)は「素晴らしいことだし、それにふさわしい監督だと思う」と敬意を示した。

「100試合の中で自分が多くの試合に出させてもらっているのは光栄なこと」。国際Aマッチ通算72試合出場26得点の南野にとって、ハリルジャパン時代の途中出場2試合を除く70キャップと、第1次森保ジャパン初陣となった18年9月11日のコスタリカ戦での初ゴールから26得点すべてが森保ジャパンで積み上げてきたもの。7年以上に及ぶ関係性の中、指揮官の変化も感じ取っている。

「最初のころは森保さんが練習から攻撃とディフェンスで先頭に立って提示していたけど、今は役割分担して、チーム全体のマネジメントをちょっと引いたところからやっている」。第2次森保ジャパンでは名波浩コーチが攻撃面、齊藤俊秀コーチが守備面の指導を担うなど、コーチ陣の役割分担がより明確となった。

 こうした指導体制について南野は「Jリーグではなかったけど、(リバプールで指導を受けた)クロップもそういう感じだったし、そういう変化がいい形で代表に出ている」と明かし、そのメリットについても「監督に直接聞くより、ワンクッション、コーチがいることでもっとフランクに聞きやすくなった。僕らの意見を攻撃のコーチ、ディフェンスのコーチに伝えたり、すり合わせがやりやすくなった」と感じている。

 マネジャーとしての森保監督については「人間性の部分で尊敬できるのはみんな感じていると思う」と指摘。「選ばれている選手、選ばれていない選手、試合に出れる選手、出られない選手がいる中で、チームのためにやろうという雰囲気は森保さんの人間性だから作れているのかなと思う」と、チームが一丸となっている要因の一つに森保監督の存在を挙げていた。

(取材・文 西山紘平)

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西山紘平
Text by 西山紘平

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