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北中米W杯にロス世代ら帯同か…山本ダイレクター「議論を重ねている」ロシアでは久保建英らが現地経験

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MF久保建英(前列左)らがロシアW杯で現地入りしていた

 日本サッカー協会(JFA)の山本昌邦ナショナルチームダイレクター兼技術委員長が8日、技術委員会後に報道陣の取材に応じ、来年夏の北中米W杯に世代別日本代表選手の帯同を検討していることを明かした。

 前回のカタールW杯でもパリ五輪世代10選手がトレーニングパートナーとして帯同予定だったが、コロナ感染のため直前で急遽中止となっていた。山本氏は「育成がいま非常に重要で、未来を決めるにはそこだと思っている。ラージ100(A代表候補となるラージグループ100人)という基準の中で、そこに関わってこられるような選手をどうW杯の期間に活動させるかをいま議論を重ねている」と説明した。

 有力候補となるのは28年に同じアメリカでロサンゼルス五輪を控える現在のU-20日本代表世代だ。山本氏は「大岩(剛)監督のロス五輪を目指すチームがあり、2年後に同じアメリカでロス五輪があるので、彼らの成長の役に立てるような施策が何なのかをしっかり議論し、準備を進めたい」と述べた。

 なお、前々回の2018年ロシアW杯ではMF久保建英、DF伊藤洋輝ら翌年のU-20W杯世代がトレーニングパートナーとして帯同し、試合見学や練習試合を経験。前回のカタールW杯でのメンバー入りにつながっていた。

 そのため現在のU-18日本代表世代に白羽の矢が立つ可能性もある。山本氏は「U-20のチームが同じく次を目指す世代になる。この辺りは例年夏、モーリスレベロトーナメントなどで世界トップレベルのチームとの大会に参加しているが、次のW杯、またその次のW杯の主力になる選手たちなので何かW杯から気づかせたり、学ばせたり、体感できないか、何ができるかを検討している」と話した。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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