beacon

プレミアリーグWEST新記録26得点のU-18日本代表FW大西利都(名古屋U-18)は早稲田大進学「プロという選択肢もあったけど」

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

FW大西利都

 ゲーム形式の練習では、今季J2で5得点を記録したFW新川志音(鳥栖U-18)と2トップを組んだ。対極にはJ1で2ゴールを決めたFW徳田誉(鹿島)もいた。ただFW大西利都(名古屋U-18)は「素晴らしいライバルたちだと思いますが、自分がプレミアでやってきたものは通用する。ストロングポイントは誰にも負けないようにしたい」と、プレミアリーグWESTで新記録となる26得点を記録したプライドを覗かせた。

 アゼルバイジャンとウズベキスタンの2か国開催となる2027年のU-20ワールドカップを目指すU-18日本代表が、新監督に山口智氏を迎えて始動した。メンバーに生き残るためにはここから2年間の成長が求められるが、大西も「(今年9月のU-20W杯に、森)壮一朗やピサノ君が行った。憧れの舞台だし、壮一朗は特に同年代なので追いつかないといけない。将来的に世界で活躍する選手になるためにも、W杯に出るというのは目標にしたい」と鼻息を荒くする。

 来春からの進路は大学進学を選択した。早稲田大に合格しており、ア式蹴球部に入部する予定でいる。「プロという選択肢もあったけど、そこに対する自信がなくて、グランパスですぐに活躍できるかというとまだまだのところがあった。一回大学を挟んで、土台を作ってからプロに行きたいと考えました」。大学サッカーでアピールを続けて、代表活動にも積極的に絡んでいきたい考えだ。

 まずはU-18日本代表としての始動戦となるSBSカップでの活躍を誓う。同代表は18日の初戦で静岡ユースと、同20日の第2戦でU-18スペイン代表と、同21日の第3戦でU-18オーストラリア代表と対戦する。大西は「守備のところだったり、戦術的にも自分の特長が引き出せる監督だと思うので、自分も楽しみ」と山口監督のサッカーへの期待を語ると、「毎試合点を決めるのがFWの価値だと思う。そこでアピールして、呼ばれ続けるように頑張りたい」と気合を入れた。

(取材・文 児玉幸洋)

●高円宮杯プレミアリーグ2025特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

「ゲキサカ」ショート動画

TOP