beacon

吉田麻也の帰還を喜ぶ冨安健洋、森保Jにレジェンド集結の意義「中からというのが大きい」

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

DF冨安健洋(アヤックス)

 頼れる先輩の帰還を喜んだ。メキシコ・モンテレイでW杯事前キャンプ中の日本代表DF冨安健洋(アヤックス)が5日の練習後、報道陣の取材に応じ、“サポートプレーヤー”という肩書きでチームに加わったDF吉田麻也(LAギャラクシー)について「来るとなった時はプラスだと思った」と前向きな印象を語った。

 5月31日のキリンチャレンジカップ・アイスランド戦(◯1-0)で3年半ぶりのA代表復帰を果たした吉田はその後、当初の予定どおりにチームを離脱していたが、新たに“サポートプレーヤー”としてW杯に帯同することが決定。現地時間5日の練習からチームに合流し、チームと共に練習を行っている。

 冨安にとって吉田は、自らがA代表に初招集された2018年9月から長年気にかけてもらってきた旧知の先輩。吉田が1試合限定の招集で出場したアイスランド戦では共に3バックを形成し、試合後には「本当にずっと隣でたくさんのことを学ばせてもらいながら、たくさんの試合、練習をこなさせてもらったので、本当にこの場にいられて良かった」と感慨を口にしていた。

 感動的な共演からわずか1週間後の“再会”——。冨安は報道陣からの質問に「驚きというか、予想はしていなかった」と苦笑いを見せつつも、「でも来るとなった時にプラスだなと思った」と率直な印象を語った。

 吉田が前回大会まで背負っていた22番を受け継いで臨む今大会。冨安は「(アイスランド戦までの)日本での1週間だけでもかなり良い影響を与えてくれた。だからこそこうしてチームに来てくれていると思う。経験がある選手だし、できる限りのことを話して、大会に向けて良い準備ができれば」と積極的に頼っていく構えだ。

 今大会では吉田の他、メンター役としてMF南野拓実も同行し、現役選手がチームを支えるという異例の陣容を採用している森保ジャパン。5大会連続出場のDF長友佑都(FC東京)もメンバー入りを果たし、コーチには名波浩長谷部誠中村俊輔といったレジェンドが揃うなど、ピッチ外でも豪華な陣容を誇っている。

 冨安はこうした“レジェンド集結”のチーム作りに「チームの中でそういった経験のある選手、レジェンドと言われる選手たちと練習、ミーティングをすることは間違いなくプラス」と太鼓判を押す。さらに「W杯の経験がある選手なので、そういった選手たちが一緒にいてくれるのは心強い。外からじゃなく中からというのが大きい」と意義を強調した。

 一方、選手という立場においては10代の頃からA代表の舞台を経験し、世界的ビッグクラブのアーセナルでプレーした経験を持つ冨安も、その知見を落とし込むべき立場だ。最終ラインに構えながら前線まで見渡す戦術眼は他の選手にない武器。その感覚は2年ぶりの代表復帰でも変わらず、合流当初から「W杯を勝つという意味での戦い方がある。そういうところをチーム全体で共有していければ」と意義深い言葉を残していた。

 冨安によると、W杯出場国ではないアイスランド戦との親善試合でもその試みは進んでいたという。

「アイスランド戦でも選手の中で『ちゃんとW杯をイメージした戦いをしよう』と話していた。特に後ろの守備陣は絶対に固めて耐えないといけない時間帯も本大会はある。ブロックを作る時間をわざと作ったりしていた」。そう明かした冨安はいきなりオランダ戦と戦うW杯の準備にも「問題ない」と強調。世界に勝つための準備は着実に進んでいるようだ。

(取材・文 竹内達也)

●2026ワールドカップ(W杯)北中米大会特集
●2026ワールドカップ(W杯)大会日程・テレビ放送
▶お笑いコンビ「ヤーレンズ」がサッカーをしゃべり倒すポッドキャスト「ボケサカ」は毎週金曜配信
竹内達也
Text by 竹内達也

「ゲキサカ」ショート動画

TOP