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初招集の21歳北野颯太がA代表デビュー「幸せな気持ち」も「デビュー戦というのもあって行き過ぎた」

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A代表デビューのMF北野颯太

[11.14 キリンチャレンジ杯 日本 2-0 ガーナ 豊田ス]

 今夏、C大阪から欧州に渡り、今回が日本代表初招集のMF北野颯太(ザルツブルク)が2-0とリードを広げたあとの後半31分から途中出場。右シャドーの位置に入ってA代表デビューを果たした。

「すごく楽しい時間だったし、幸せな気持ちだった。意外とピッチに入ったらそこまで緊張することもなく、代表戦だという変な気負いもなく、気持ち的にはのびのびできた」と、正味20分弱のプレーを振り返った。

 ただ、同時に投入された同じくA代表デビューのFW後藤啓介(シントトロイデン)とともに、インパクトを残す形までは作れなかった。「(後藤)啓介の特徴をうまく生かしながら、自分も生きるようなプレーを試合前からイメージしていた」というが、「守備のところで今日はちょっとズレがあった。僕らはグイグイ行きたかったけど、後ろは我慢して、というズレはあった」と振り返った。

 もっとも、アピールにはやる気持ちが出るのはある意味、無理もないこと。後半37分に19歳のMF佐藤龍之介(岡山)が入って前線3人の平均年齢が20歳になると、その傾向はより強まったが、「攻撃の時間を長くしたくて、ちょっと行き過ぎた。本番の試合なら僕らも引くことを考えたけど、今日はデビュー戦というのもあって行き過ぎた」と反省。「次はそこを調整したい」と前を向いた。

(取材・文 矢内由美子)

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矢内由美子
Text by 矢内由美子

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