FC町田ゼルビアは24日、FWエリキが左膝前十字靭帯断裂、外側半月板損傷、内側側副靱帯損傷と診断されたことを発表した。全治については約8か月となっている。

　エリキは19日に敵地で開催されたJ2第31節・清水エスパルス戦(●2-3)でスタメン出場。序盤に負傷した後もプレーを続けていたが、前半37分に交代を余儀なくされた。

　今季から町田に加入し、ここまでJ2得点ランキング1位の18ゴールを記録。クラブ史上初のJ1昇格に向けて首位を快走するチームを牽引していたが、残りシーズンはチームメイトに託すことになった。

　ブラジル出身ストライカーはクラブ公式サイトを通じ、「いつも、そしてどんな時も応援して頂きありがとうございます。私は、FC町田ゼルビアファンの皆さんを愛しています。私は更にパワーアップして戻って来ます」とコメントしている。

　さらに「私は皆さんのことを応援しています! 私のために戦って下さい。そして選手達を信じて下さい」と激励の言葉を送り、「クラブの歴史に私の名が刻まれること、そして私は町田というクラブとこの素晴らしいユニフォームに対し常に敬意を表します。心から感謝しております」とクラブ愛を強調した。

　J2首位の町田は消化試合が1つ少ない中、2位のジュビロ磐田と6ポイント差。自動昇格圏外となる3位の清水とは勝ち点8差となっている。次節は26日に行われ、6位タイのモンテディオ山形をホームに迎え撃つ。

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